金属を含む産業廃棄物の再生利用認定(情報公開)
再生利用認定制度とは
平成9年の廃棄物処理法の改正により定められた特例制度で、再生利用の状況が生活環境保全上支障がないと認めらた廃棄物について、環境大臣の認定を受けた者は、廃棄物処理法の許可を得なくても処理を行うことができる制度です。
日本製鉄における認定状況
日本製鉄では、鉄鋼プロセスを活用した廃棄物の資源化を推進するため、本制度を積極的に活用しています。
平成15年3月31日 | 廃プラスチックコークス炉再生利用認定 |
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平成15年11月5日 | 廃ゴムタイヤ類の転炉活用認定 |
平成21年3月25日 | 金属を含む産業廃棄物の再生利用認定 |
金属を含む産業廃棄物の再生利用について
「再生利用認定に係る誓約書」に基づく他社製鉄ダスト(細粒鉄源(酸化鉄))の再生利用に関する情報公開データ
回転炉床型の還元炉(RHF設備)での処理フロー
RHF設備では、金属を含む製鉄ダストを石炭等の還元材と混合して成形し、回転炉床内のバーナーで加熱することで、還元鉄ペレットにして、鉄原料に活用します。
また、ダストに含有している亜鉛をガス化して分離し、集塵機で回収することにより、粗酸化亜鉛を回収して、非鉄金属精錬会社に販売します。