鉄は、軟らかくて強い
二律背反へのチャレンジ
“加工・成形性=軟らかく加工しやすい鉄”と“高強度=薄くても強い鉄”。この相反する機能を追求し、実現
2018年には、高成形性980MPa鋼板が自動車難成形部品に、世界で初めて実用化されました
何故、それができたのか…鉄は、ナノレベルで結晶組織を自在に操ることが可能な素材だから
“軟らかさ”と“強さ”の両立を実現できた、鉄の魅力と当社の技術をご紹介
結晶の変化でさらに強い鉄を
SiやMnを入れる
さらに大きな析出物を入れる
結晶の状態を変える
成分・温度の仕掛けで多彩な鋼材を
鉄は、成分調整と、金属組織を制御するための温度履歴の緻密な管理、多量の冷却水の存在下でも鋼板温度を計測できる温度計と温度履歴制御技術、によって多彩に変化する
DP鋼同じ鋼板に相反する性質を持つことも
TRIP鋼一瞬変形してすぐに硬くなることも