産業廃棄物の適正処理
当社では事業活動に伴って発生する産業廃棄物について、廃棄物の発生実態に応じた分別管理、収集運搬業者および処分業者の適切な選定と継続的な管理、マニフェスト(産業廃棄物管理票)の適切な運用等を徹底し、適正に処理を行うよう努めています。
特に、マニフェストの適切な運用によって廃棄物処理における遵法性を高めていくために、当社では全ての事業所で電子マニフェストシステムを導入し、その運用を徹底しています。
また、委託契約している全ての収集運搬業者および処分業者について、社内で定めたルールに基づき評価を行い、頻度を定めて実地確認を実施する等、適正な処理が行われるよう継続的な管理を行っています。
マニフェストの電子化
マニフェスト制度とは
マニフェスト制度とは、排出事業者が収集運搬業者、処分業者に委託した産業廃棄物の処理の流れを自ら把握し、不法投棄の防止等適正な処理を確保することを目的とした制度です。
排出事業者は、マニフェストを使用して、委託した産業廃棄物が最終処分まで適正に処理されたかどうかを確認する義務があります。
マニフェストを電子化するメリット
電子マニフェスト制度は、マニフェスト情報を電子化し、排出事業者、収集運搬業者、処分業者の三者が情報処理センターを介したネットワークでやり取りするしくみです。
法で定める項目をシステムで管理していますので、未契約委託処理や未許可品目の委託処理等、不適切な処理を防止することができます。
また、排出・収集・処分の三者がマニフェスト登録・報告の状況をシステムで閲覧・監視できるため、マニフェストの適切な運用による廃棄物不適正処理の未然防止等、遵法性の向上にも寄与します。
当社は、排出事業者として全ての事業所で電子マニフェストシステムを導入し、100%電子マニフェストにより運用しています。
電子マニフェストの流れ
※スマートフォンでは、図を拡大してご利用ください。