PERSONTechnology

100名の部下を率いて
生産工程を進化させる。

今井 義典Yoshinori Imai

職種

操業技術

薄板部 君津冷延工場 冷延課(2010年入社)

ポジション課長

大学時代の専攻機械

操業ラインの課長を務め
品質改善活動を推進。

入社後は君津地区の製鉄所に配属となり、冷延鋼板の生産性向上のための技術開発や新たな生産設備の導入計画を手がけた後、現在は冷延工場の操業ラインのマネジメントを行っています。現場で操業に携わる約100名の部下を統括し、より品質の高い鋼板を低コストで安定的に生産供給するための改善活動に日々取り組んでいます。課を率いるマネージャーとしては、部下のスタッフたちに改善活動の方向性を示してチームの力を引き出すとともに、メンバー個々人とコミュニケーションを図って誰もが働きやすい職場環境を構築していくことを意識しています。また、他部署との連携によって改善活動のレベルを高めていくことも重要な役割のひとつだと考えています。

高難度の仕事に挑戦して
自分自身を高めてきた。

課長のポジションに就く前は、難度の高い仕事にいくつか挑戦してキャリアを高めてきました。入社5年目には、製造が難しい高機能鋼材の生産性改善を託され、研究部門と連携してアイデアを出すところから始め、検証を重ねてそれを設備に反映させるところまで一貫して担当。トライしたのは最先端のテーマであり、これを自ら主導して成し遂げたのは大きな自信につながりました。その後、新設備の導入計画を担当した際は、最新鋭の鋼板ラインの実現可能性調査から関わり、私が作った資料を基に経営陣からGOサインが出て大規模なプロジェクトがスタート。自分の仕事が製鉄所の競争力向上に直結するという、そんなダイナミックな経験も味わいました。

これまでの経験を基に
将来は海外へ。

入社してこれまで10年ほどの間に3つの異なる業務を経験し、そこでたくさんのことを学んで自分が大いに成長している実感があります。技術的なことはもちろん、いまのポジションでは人材のマネジメントにも奮闘し、組織を動かす力も養われています。今後は、いままで習得したことを、社内の違うフィールドで役立ててみたいと考えています。当社がこれからさらに発展していくためには、グローバルで絶対的に勝ち抜ける企業になる必要がある。私自身もゆくゆくは海外の製鉄所に赴き、これまでの経験を活かして現地の技術指導などに携わり、自分の見識をもっと広げて、当社をさらに進化させることのできる人材になりたいと思っています。

Q&A

学生時代に学んでいたことは?

機械工学を専攻し、材料の物性関係の研究室に所属していました。学部の時はSOFC(固体酸化物形燃料電池)に応力を加えた時の発電効率について研究しました。大学院では、LSIなどの電子基板やパッケージの封入剤として使われるエポキシ樹脂の破壊特性についての研究に取り組みました。

入社の決め手は?

当社の製鉄所を見学した際、専攻が機械系だったこともあり、設備のスケールやダイナミックさに衝撃を受けました。こうした設備を自ら企画設計して導入し、現場での運用まで一貫して関われることに大きな魅力を感じました。

現在の仕事内容は?

東日本製作所の君津冷延工場の冷延課の課長を務めています。およそ100名のメンバーを抱えて操業ラインをマネジメントし、自動車の車体などに使用される冷延鋼板の品質改善や生産性向上に取り組んでいます。

職場環境の特徴は?

当社では、新人を対象にコーチャー制度が設けられており、年の近い先輩が仕事や会社生活全般についてサポートしてくれます。仕事に関するスキルはもちろん、仕事への心構えなども教えていただき、たいへん頼りになりました。

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2025年以降卒