PERSONBusiness

日本の技術力を、

新興国の力に。

財務・経理(海外)

オキウェル アンダーソンOkiwelu Anderson

本社財務部 財務総括室 海外財務課

ポジション:担当

2014年入社

海外事業展開を、
財務面で支える。

財務面に関するワンストップサービス的役割を担うことで、当社の海外事業展開を後押ししていく。それが海外財務課のミッションです。私はインド・北中南米の複数プロジェクト案件を担当しており、経済性評価、資金調達の組成、収益管理等のサポートを行っています。海外グループ会社の派遣者や、本社の事業部門と協議しながら仕事を進めることのみならず、合弁パートナーである海外鉄鋼会社や金融機関とも仕事をする機会が多いです。

世界の仲間とともに、
世界に貢献していく。

2019年に初めて担当した買収案件は今でもとても印象に残っています。買収対象の企業は、経営再建中のインド鉄鋼大手。容易ではない課題が山積していたのですが、共同買収のパートナーである世界最大の鉄鋼メーカーや金融機関、社内プロジェクトメンバーと協力しながらなんとか買収を完了することができました。高い成長性が見込まれるインド鉄鋼市場の需要を捕捉する、戦略的に重要な案件だったこと、巨額な投資であったことはもちろんですが、入社当時から思い描いていた「日本のものづくり企業で、新興国のインフラ整備に貢献したい」という夢に大きく近づけたこともとても誇らしく思いました。

目標は、各国の発展を
現地で支えること。

当社は「総合力世界No.1の鉄鋼メーカー」を目指しています。インドの買収案件のように、大きな経済成長が見込まれる地域の鋼材の需要捕捉はますます重要になってくると思いますし、今まで以上にグローバル市場におけるプレゼンスを高めていかなければなりません。まずは海外財務課で国内にいながらにして海外事業展開に関する経験と知識を積み、ゆくゆくは現地で海外プロジェクトの運営に直接的に携わっていきたい。それは、日本の高度なものづくり、緻密なマネジメントを現地に導入することで、新興国のインフラの発展に貢献したい、という私の夢に繋がると考えています。

Q&A

学生時代に学んでいたことは?

ブラジルの大学在籍中の日本への留学経験から、日本のものづくりや文化に興味を持つようになりました。その後、京都の大学に進学して、会計学とファイナンスを学習。ゼミでは国際ビジネスコミュニケーションについて研究していました。

入社の決め手は?

日本製鉄との出会いは、留学生向けの企業説明会がきっかけです。世界に誇る高度な技術力があること、世界中の国や地域に海外事業を展開していたことなどから、日本のものづくり力と発展途上国をつなぐ仕事がしたいという夢を実現できると考え、入社を決めました。

現在の仕事内容は?

海外プロジェクトに関する財務面の様々な仕事を担当しています。プロジェクト推進に関する経済性評価、プロジェクト資金調達の組成等を行っています。海外と連携することも多く、例えば、インドの買収案件では欧州、ニューヨーク、インドにいるプロジェクト関係者とやり取りをしながら、案件を推し進めました。

職場環境の特徴は?

職場には海外経験や高度なファイナンス・会計知識を持つ同僚が多く、日々のチームワーク・議論を通じて学ぶことが多いです。また、海外との会議は時差の関係で早朝や夜間になることも多いため、柔軟な働き方ができるフレックスタイム制にはとても助けられています。仕事とプライベートのバランスが取りやすいことも当社の魅力のひとつだと思います。

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2025年以降卒