PERSONBusiness

法務面の舵取り役として、

事業に貢献していく。

法務

石川 真生Manabu Ishikawa

法務部

ポジション:主査

2010年入社

日本の、社会の、
信頼に応えるために。

現在は法務部の主査として、コーポレート・ガバナンスと立法支援を主に担当しています。コーポレート・ガバナンスでは、社会的な責任を果たすため、株主総会運営や法定開示などを実施。立法支援では、会社法、金融商品取引法等の商事法務分野を中心に様々な法令改正に対応しています。2020年に実施した監査等委員会設置会社への会社の機関設計の変更など、毎年、株主総会にはその時代、その時代のドラマがありますし、今後の事業の在り方に大きな影響を与えることになります。日本の、社会の信頼に応えていくことは決して簡単なことではありませんが、適法性を確保しつつ、経済合理性も追求し、法務面の舵取り役としてビジネスの成功に貢献できることは、企業法務という仕事の大きなやりがいのひとつになっていると思います。

新しい時代が始まる。

入社2年目に、旧・新日本製鐵と旧・住友金属工業の統合プロジェクトに参加。私は法務の一員として、相手企業の価値やリスクを調査する法務デューデリジェンスを担当しました。旧・住友金属工業が他社と結んでいる契約内容や法的リスクを検証し、事業融合の価値を最大化できるような統合手法を模索していく。当事者として契約や株主総会関連資料の検討などに関与し、新しい時代の始まりを支えていく。このプロジェクトを通して公表から統合までのM&Aの一連の流れを学ぶことができましたし、以前にも増して当社の強み、弱みも含めたビジネスモデルの全体像を明確にイメージできるようになりました。

日本製鉄の文化を、
次世代に受け継ぐ。

若手にチャンスを与えるだけでなく、社員ひとりひとりを見守り、支えてくれる。日本製鉄で働いていると、そんな懐の深さを目の当たりにすることがあります。私自身、入社4年目に発電事業会社の設立プロジェクトに挑戦したことがあるのですが、契約交渉の最終局面で条件の見直しをすることになってしまい、契約を主管する部門の責任者が私と一緒に、契約の相手方当事者に頭を下げてくださったんです。あれから数年が経ち、今では私も若手を指導する立場になりました。これまでたくさんの上司に成長機会を与えられてきましたし、その恩を今度は新しい時代を共に生きる若手担当者たちに返していけたらと思っています。

Q&A

学生時代に学んでいたことは?

法律を専攻する傍らで、政治をテーマにするゼミで、石油の枯渇や新エネルギーの動向について研究していました。法律のゼミとは違い、同級生の就職先はマスコミや商社、銀行、コンサルと多岐にわたっていましたね。

入社の決め手は?

「社会の当たり前を支えたい」という想いから鉄鋼業界を志望。生産量と品種の多さから、日本製鉄に惹かれるようになりました。意思を固めたのは、東京都庁の展望台。「この景色のすべてを鉄が支えている」と入社を決めました。

現在の仕事内容は?

コーポレート・ガバナンスや立法支援を中心とした組織の主査を任されています。特に、立法支援では、事業に大きな影響を与える可能性がある法令の改正動向を注視し、産業界を代表するという気概を持って、必要な意見を発信しています。また、主となる2つの業務に加えて、その時々のテーマに応じた様々な案件、マニュアル作成などの業務の標準化、法務部の若手担当者の育成にも力を注いでいます。

職場環境の特徴は?

各種制度が整っているため、業務や家庭の状況に合わせて柔軟に働くことができます。最近はテレワーク制度を活用し自宅で勤務することが多く、今まで以上に家族と過ごす時間や、自己啓発に当てる時間を捻出できるようになりました。

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2025年以降卒