PERSONBusiness

人こそが、

世界を支える力。

人事

上山 翔太Shota Kamiyama

九州製鉄所 労働・購買部 労政人事室

ポジション:課長

2011年入社

その人生と、
全力で向き合う。

九州製鉄所大分地区、総勢1500名。それが私が支える社員の数です。現場の人事管理業務は勤怠管理や研修、昇格、福利厚生と多岐にわたっていますが、なかでも採用活動には特に強い思い入れがあります。初めて入社する会社はその後のキャリアを左右しますし、人生における大きなターニングポイントであることは間違いありません。「先生に紹介されたから」「親に勧められたから」ではなく、最後は自分の心で「なぜ日本製鉄に入るのか」を決断してほしい。そして私には、その想いをしっかりと受けとめ、入社後の成長、キャリアを支えていく責任があります。社員の人生と、全力で向き合うこと。それこそが、私たち人事の最大のミッションだと考えています。

社員の願いを、
製鉄所の力に。

今では他の製鉄所にも設置されていますが、九州製鉄所大分地区は全国で初めて「24時間対応の事業所内保育所」をスタートさせた場所でもあります。このプロジェクトの始まりは、「結婚出産後も同じ部署で働きたい」「せっかく身につけた技術を今後も磨きたい」という社員たちの願い。それまでは小さなお子さんがいる方は夜勤などの対応が難しく、どうしても昼間の仕事に異動してもらう必要があったのです。私たちは従来のやり方をイチから見直し、行政との調整をはじめ安心安全な運用体制などを模索していきました。この事業所内保育所の在り方はモデル化され、現在も改善を続けながら全国の社員の働き方、その家族の生活を支えています。

進むべき未来は、
人の中にある。

鉄をつくるのも、製鉄所を動かすのも人です。当社の「総合力世界No.1の鉄鋼メーカー」という目標を達成するためにも、私たちは今まで以上に多種多様な個性が力を発揮できる環境をつくっていかなければなりません。すでに女性管理職や外国籍社員の登用など様々な課題に直面していますが、大切なのは「どうすれば一人ひとりが誇りを持って働き続けられるのか」ということ。事業所内保育所のときと同様に、人生の一端をともにする仲間たちの声に耳を傾け、ときにはその家族とも対話しながら“未来の在り方”を模索していきたい。そしていつの日か、日本で学んだ知見を糧に、人事として世界の働き方を進化させられるような仕事ができればと考えています。

Q&A

学生時代に学んでいたことは?

大学時代は開発経済学を専攻。東アジアの国や地域、企業を取り上げて、その経済発展の歴史について研究していました。現地におけるフィールドワークでの企業視察で製鉄所を見学し、スケールの大きさを実感。この経験をきっかけに鉄鋼業界に興味を持つようになりました。

入社の決め手は?

社員の仕事に対する熱意が、私の最終的な決め手です。「先輩たちのように達成感のある働き方、手応えのある生き方がしたい」「ここでなら自分を変えられる」そんな想いが、入社の大きな後押しになりました。

現在の仕事内容は?

20代の若手社員3名と、大分地区の人事管理に奔走しています。現在は課長としてメンバーの施策などを判断する立場を担っていますが、製鉄所で働く方のキャリアプランについては私自身が企画しています。

職場環境の特徴は?

大分地区の特徴は、柔軟な働き方ができること。フレックス勤務やテレワークなどはもちろん、性別関係なく「育児をしながら働く」という文化が浸透しつつありますし、会社としても男性の育休取得を推奨しています。

TOPに戻る

2025年以降卒