「高炉のスペシャリスト」北さん 黄綬褒章を受章

2015/11/18
   2014年に「現代の名工」を受賞した高炉工場の北さんが、このたび2015年秋の黄綬褒章を受章しました。

 北さんは入社以来高炉一筋に勤め上げ、40年以上にわたって高炉の保守点検に従事し、炉内の状態を的確に判断する卓越した技術で生産効率化や設備安定に貢献しました。長年培ったノウハウに加え最新技術の導入にも積極的にチャレンジし、今も多くの改善活動を率先垂範して若手や後輩の良き手本となっています。
 自身の技能を次世代に伝承すべく、開発したプロセス等の標準化および現場の勉強会・実技訓練を自主的に主催し、工場内の知識・技能の向上のために次世代の人材育成に精力的に取り組んでいます。

 北さんのコメントは以下の通りです。
 「非常に光栄なことでありがたく思っています。ただこの受章は、自分だけの力で取れたものでは決してなく、これまで育てていただいた諸先輩方を始め、職場の方々のご支援・ご協力があってこそだと感じており、とても感謝しています。
 現在大分製鐵所は世代交代を迎えており、若手社員がたくさんいます。今後はこれまで培った知識・経験などを活かし、育成にもさらに力を入れ、今後のために少しでも役に立てればと思います。」

本社で黄綬褒章受章の報告後に記念撮影
(写真左から進藤社長、北さん、奥様)
 



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