軽量性

素材を強く、かたちを工夫することで製品はより軽くなります。

チタン

[Ti]Titanium 原子番号22 原子量47.867

軽く、強く、錆びにくいことは、よく知られている特性ですが、それ以外の多彩な特性と、その実力についてはあまり知られていません。チタンは1790年に発見され、その後長い熟成時間を経て1948年に工業生産を開始した新しい金属です。埋蔵量が豊富で、生体親和性に富んでいるため人や環境に優しい金属であり、研究・開発していく中で様々な新しい可能性を見せてくれる素材です。

Duplexシリーズ(ステンレス)

NSSC 2120®を始めとするDuplexシリーズは、ステンレス鋼の中でも高強度です。
汎用アルミ合金(A5052)と同等の比強度であることが示す通り、薄肉化によりアルミ合金並みの軽量化が期待できます。

  • 比強度:引張強度を密度で割った値
図1 各種材料の引張強度比較(参考値)
図2 各種材料の密度比較
図3 各種材料の比強度比較(参考値)
車体軽量化・衝突安全性と操縦安定性向上に貢献する

高剛性・高強度ボディの骨格構造

技術のポイント

  • 部材間の結合部面積を増加させた構造を適用して部材間の荷重伝達効率を向上させた高剛性・高強度ボディを実現

特長

適用例・効果

フロントピラーロア L字袋構造の効果

連続フランジ構造の効果