環境保全(八幡地区)
水質の保全
排水は、一次、二次の2段処理で、浄化しています。
また、生活廃水は、有機物を分解除去するため、生物学的処理を行っています。

空気を加圧して微細な気泡を作り、油分等と接触・浮上させることで、清水と分離しています。

廃水中の有機物を、微生物にて酸化・分解して、除去しています。
加圧浮上設備の原理


砂やザクロ石等の層に、廃水を通し懸濁物を、捕捉回収します。
工業用水のリサイクル率

製鉄所で使用する工業用水の90%以上を、浄化して循環再利用し、水資源のエコに努めています。
大気の保全
- 九州製鉄所八幡地区では、発じんの未然防止に努めています。
- 最新の設備で、排ガスからじんなどを除去しています。
粉じん・発じん対策
- 粉じん発生源に、適した設備を配置しています。
- 製鉄所内の道路では散水車とロードスイーパで発じんの未然防止に努めています。




排ガス対策
- 最新の処理装置が、SOX(硫黄酸化物)、NOX(窒素酸化物)を排ガスから除去しています。
- 含硫黄原料・燃料の使用削減や燃焼改善にも取り組んでいます。



護岸の保全
護岸には、防護フェンスや堤防を設置しています。また、植樹等の緑化活動も、積極的に、取組んでいます。


堆積場からの飛散防止や護岸からの雨水等の流出防止に努めています。
環境監視
定期的な、環境測定(ばい煙・水質等)と環境パトロール、巡視等を行って、環境保全に努めています。

35のばい煙発生施設を定期的に、測定・監視を行っています。

7箇所の排水口で、定期的に水質分析を行い、また日々のパトロールで、監視しています。
日本製鉄の環境への取り組み

鉄づくりにおける世界トップレベルの技術力をもって、鉄鋼業界における環境への取り組みをリードしています。