九州製鉄所
九州製鉄所は、2020年4月に八幡・大分製鉄所、チタン事業部光チタン部を統合・再編成し、発足しました。
当社の中核製鉄所の一つとして、多岐にわたる高機能・高付加価値商品の製造を行っています。
最新鋭の技術を駆使した世界最大級の超大型設備を有し、
アジアの主要都市に近いという地理的好条件から製品輸出の拠点ともなっています。
排水は、一次、二次の2段処理で、浄化しています。
また、生活廃水は、有機物を分解除去するため、生物学的処理を行っています。
空気を加圧して微細な気泡を作り、油分等と接触・浮上させることで、清水と分離しています。
廃水中の有機物を、微生物にて酸化・分解して、除去しています。
砂やザクロ石等の層に、廃水を通し懸濁物を、捕捉回収します。
製鉄所で使用する工業用水の90%以上を、浄化して循環再利用し、水資源のエコに努めています。
護岸には、防護フェンスや堤防を設置しています。また、植樹等の緑化活動も、積極的に、取組んでいます。
堆積場からの飛散防止や護岸からの雨水等の流出防止に努めています。
定期的な、環境測定(ばい煙・水質等)と環境パトロール、巡視等を行って、環境保全に努めています。
35のばい煙発生施設を定期的に、測定・監視を行っています。
7箇所の排水口で、定期的に水質分析を行い、また日々のパトロールで、監視しています。
鉄づくりにおける世界トップレベルの技術力をもって、鉄鋼業界における環境への取り組みをリードしています。