九州製鉄所
九州製鉄所は、2020年4月に八幡・大分製鉄所、チタン事業部光チタン部を統合・再編成し、発足しました。
当社の中核製鉄所の一つとして、多岐にわたる高機能・高付加価値商品の製造を行っています。
最新鋭の技術を駆使した世界最大級の超大型設備を有し、
アジアの主要都市に近いという地理的好条件から製品輸出の拠点ともなっています。
毎年4月に、「ふれあい祭り」を開催し、大勢の方にご来場いただいています。
工場見学や遊覧船から製鉄所をご覧いただくファミリークルーズ、お祭りを盛り上げるステージイベントなど、お年寄りからお子様まで幅広い年代の方々が楽しめる内容となっています。
また、九州製鉄所 大分地区近隣の日岡公園では、城東地区体育文化推進協議会主催の「城東春まつり」が同時開催され、多彩なステージイベントなどで毎年大にぎわい。
製鉄所の環境保全林内の二体の地蔵尊は長い間、地元や社員に親しまれてきました。
江戸時代廻船問屋をしていた市内松原の平田さんの祖先が、停泊地でお地蔵様を見つけて傍の堤防に安置し、その後、平田家が代々大切に祭ってきたものです。
地蔵尊の置かれていた場所は1960年代後半埋立てられ、製鉄所の敷地になりましたが「大切なお地蔵様をそのままに」と、元の場所に近い保全林の中に祭り、1973年、平田家や地元の方々、製鉄所の関係者で最初の例大祭を開催して以来、年2回開いています。
日本製鉄には、全国各地に製鉄所・製造所を持ち、地域との共生の中でこれを円滑に運営してきた、長い歴史があります。