九州製鉄所
九州製鉄所は、2020年4月に八幡・大分製鉄所、チタン事業部光チタン部を統合・再編成し、発足しました。
当社の中核製鉄所の一つとして、多岐にわたる高機能・高付加価値商品の製造を行っています。
最新鋭の技術を駆使した世界最大級の超大型設備を有し、
アジアの主要都市に近いという地理的好条件から製品輸出の拠点ともなっています。
1950年(昭和25年)八幡製鉄株式会社が発足しました。この年から始まった第一次合理化(1956)では、能力増強と老朽化した設備の近代化が主眼でした。
五製鋼には、世界最大の50トン転炉(純酸素転炉:LD転炉)が新設され、厚板工場は、世界銀行の借款を得てわが国最大の工場に生まれ変わりました。圧延関係では、アームコ、USスチール等の技術を導入し、連続化、高速化、高級化等の近代化を図りました。1956年(昭和31)には、第二次合理化が決定され、「海に築く製鉄所」として戸畑での一貫製鉄所の建設が始まりました。1959年(昭和34)からの第三次合理化では、戸畑地区での能力増強、八幡地区 での東田から洞岡への高炉集約に加えて、堺、君津(千葉県)での一貫製鉄所実現に向けた建設が始まりました。 新鋭製鉄所に対して当所は、「兵站基地」として役割を担うと共に、ウジミナス、マラヤワタ等の海外との技術協力も積極的に推進していきました。
年代 | 九州製鉄所八幡地区の歴史 | |
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昭和 | 25年(1950年) |
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26年(1951年) |
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28年(1953年) |
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30年(1955年) |
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31年(1956年) |
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32年(1957年) |
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33年(1958年) |
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34年(1959年) |
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36年(1961年) |
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37年(1962年) |
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38年(1963年) |
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39年(1964年) |
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42年(1967年) |
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43年(1968年) |
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44年(1969年) |
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