防災
方針
当社のものづくり価値観は、安全・環境・防災を最優先とした取り組みであり、防災目的の設備対策の推進とともに、防災に関わる想定されるリスクへの予防対応および発災時における迅速かつ適切な初動対応により重大災害「0」件を目指します。
また自然災害に対する設備的対応と訓練による備えをグループ全体で継続的に取り組むことで、安心、安全で安定した生産活動を目指します。
2024年の実績
| 重大防災事故 | 0件 |
|---|
- 死亡災害又は月単位で生産影響のあった災害
推進体制
防災マネジメント体制

目標とKPI
- 災害リスクの徹底排除・効果的施策の早期横展開
-
- 重大防災事故件数 0件
防災リスク低減に向けた活動
[当社の防災設備対策の考え方(3重の対策)]

当社の防災活動は、① 防災法令の遵守とリスクアセスメント活動による事故の未然防止対応 ② 発災事案の再発防止対策の徹底と発災時の減災に向けた現場での適切な初動 ③ 防災管理活動の実行状況を定期的にモニタリング。各製鉄所の製造現場を主体とした自律的な防災活動の確立を目指して取り組みを継続しています。
災害の再発防止と未然防止に向けた取り組み
当社では防災活動として主に再発防止活動と未然防止活動に取り組んでいます。
再発防止活動(初動訓練)では、より実践的な訓練として、高リスク設備、作業に関わる訓練や夜間・休日を想定した訓練を実施しております。訓練に関わる好事例の取組みを共有化するとともに地元消防署の協力も得ながら、各職場の訓練のレベルアップを推進しています。
未然防止活動では、全社防災リスクアセスガイドライン(標準化)に加え、新規設備立ち上げ、ライン休廃止に向けた防災リスクアセスガイドラインを制定・標準化する等、足元では生産状況変化に伴うリスク対応にも取り組んでいます。
2014年の防災組織発足後、全社での防災管理の基盤(標準化)強化の推進により、2019年以降、重大防災事故ゼロを継続しています。今後も自立的で持続可能な防災活動を目指し、管理者を含めた現場最前線への防災活動の支援に向けた取組みを展開していきます。
1 防災法令遵守
- 防災法令に基づく体制の整備と適切な防火対応の実行
- 発災時に効果を発揮するための防災設備の点検と維持管理

2 防災リスクアセスメント
(顕在リスクの低減対応と潜在リスクへの未然防止対策)
- 全社ガイドラインに基づく製造現場でのリスク抽出、評価、残存リスク管理、恒久対策の立案等リスクアセスメントによる予防対応


3 再発防止対策
- 3重の対策(再発防止、予兆検知と傾向管理、発生時の減災対策)を基本とした設備対策
- 事故の風化防止(過去の防災事故パネルの教育施設内掲示、研修での防災語り部講話等)
4 初動の強化
- 発災を想定した実訓練での初動手順の確認(全工場の職場単位で実践的訓練を計画的に実施、夜間休日想定の訓練、高所を想定した訓練、グループ会社を含む合同訓練等)
- 消防署と連携した自衛消防組織の消火技能の向上(消防署との合同訓練、指揮者教育等)

5 地震・津波対策の推進および自然災害に対する減災への取り組み
- 地震対策として、 ①人的被害防止、 ②地域影響防止、③生産維持対策を推進
- 自然災害発生時の減災に向けた、緊急対策と避難の手順整備、想定訓練
(例) 南海トラフ地震の想定見直し2025/7津波警報・注意報に対する初動の総点検

6 防災監査
- 製鉄所防災部門による工場モニタリングにより、製造現場の防災活動を確認
- 本社防災部門による各製鉄所の防災マネジメント取り組み状況の確認
7 製鉄所の保安力向上に向けた第3者モニタリング
- 保安力向上センター(特定非営利活動法人 保安力向上センター)による製鉄所の審査
8 グループ会社防災マネジメント
- 防災マネジメント連携強化に向けた定期的な情報共有会議を開催。防災リスクを有するグループ会社を個別に監査