各事業所等の活動内容
全国各地に製鉄所を持つ日本製鉄は、地域社会とのパートナーシップを大切に考えています。
各地域の特性を反映した環境保全活動を実践するとともに、地域・社会との共生活動を積極的に展開しています。
また、文化・体育活動の支援などさまざまな形で積極的に地域社会への貢献を図っています。
(ただしコロナ禍の影響で実施を見送っている活動もあります)
教育活動への支援
各製鉄所では近隣の小学校等への出張授業を行っています。九州製鉄所大分地区では、2007年より毎年実施していましたが、コロナ禍での中断を経て、2023年度に4年ぶりの授業を再開しています。本年度は、2つの小学校、計103名の児童に対し科学実験の授業を行いました。


祭りを通した交流
各製鉄所では、地域と一体となった製鉄所まつりを開催しています。工場見学会の開催など多くの催しが行われ、製鉄所で働く従業員やご家族、近隣住民の皆さんに楽しんでいただき、毎年たくさんの方々で賑わいます。また、各地域の行うお祭りへも積極的に参加をしています。


スポーツ大会開催

瀬戸内製鉄所広畑地区では2023年11月5日に、「日本製鉄緑の町スポーツ大会2023」(瀬戸内製鉄所広畑地区主催、共催:緑の町を作る会、日本製鉄広畑労働組合)を開催、広畑野球場周辺で開催され、地域の皆様約1,200名が参加しました。軟式野球、ソフトテニス、卓球、剣道、バレー等の競技が行われ、日ごろの練習の成果を競い合いました。他の製鉄所でも各種スポーツ大会が開催されています。
地域の清掃活動

各製鉄所の近隣では各種の清掃活動に取り組んでいます。関西製鉄所和歌山地区に隣接する磯ノ浦海水浴場では、2023年6月24日に清掃活動を行いました。コロナ禍の影響で4年ぶりの実施となりましたが、製鉄所関係者とその家族に加え、居合わせたサーファーの皆さんとともに、総勢約180名で海開き前の海水浴場の清掃を行いました。
(株)鹿島アントラーズFC
行政連携によるユニークなホームタウン活動

鹿島アントラーズ、ホームタウン5市(鹿嶋市、潮来市、神栖市、行方市、鉾田市)、茨城県をメンバーとする「アントラーズ・ホームタウン協議会」を2007年に設立。スポーツを通じた地域社会と一体となった社会貢献(Jリーグ百年構想)、地域振興を図ることが目的で、現在のホームタウン活動の核となっています。具体的には、ホームタウン5市の全小学校に選手が訪問する「ホームタウン小学校訪問」や、プロサッカークラブとして培った食事や運動ノウハウを地域に還元するためにスタートした「アントラーズ食育キャラバン」の授業を行っています。加えて、地元の特産品とパートナー企業との連携を推進するなど、地域貢献活動を続けています。
日鉄物流(株)
うなばら奉仕団

日鉄物流(株)では、地域社会への貢献を目的に、「環境を美化して明るい社会の建設に期そう」を理念・目標に掲げて、1975年に活動をスタートしました。
以来、30年以上に亘り、2カ月に1回和歌山市内の清掃活動を行っており、2002年には「和歌山県環境賞」を受賞するなど、各方面から高い評価を受けています。