名古屋製鉄所が参画した「命をつなぐPROJECT」が「第46回 環境賞」にて審査員会特別賞を受賞

2019/07/26

 
 日本製鉄株式会社名古屋製鉄所(以下、当所)が参画した「命をつなぐPROJECT」が、6月6日に環境保全や環境の質の向上への貢献が認められる成果、または貢献が期待される成果をあげた個人、法人、団体・グループ等に与えられる「第46回 環境賞(国立環境研究所・日刊工業新聞社共催、環境省後援)」にて、審査員会特別賞を受賞しました。

1.受賞内容
(1) 受賞名 : 第46回 環境賞  審査員会特別賞
(2) 受賞件名: 学生・企業・地域連携による生態系ネットワークの創出
(3) 命をつなぐPROJECT参画メンバー:学生実行員会、連携企業11社(IHI、愛知製鋼、出光興産、
   JXTGエネルギー、JERA、大同特殊鋼、知多エル・エヌ・ジー、東邦ガス、豊田自動織機、
   日本製鉄、LIXIL )、エコアセット・コンソーシアム 、NPO法人 日本エコロジスト支援協会

2.受賞理由
 本プロジェクトは、地域の公共的価値を高めるとともに、その活動を地元の若者と行うことで、その担い手となる次世代の若者を育成することを目的とするもので、当所は2012年以降に連携企業の一員として活動してきました。
 今回の受賞は①学生と企業・行政が連携して活動していること、②複数の広大な企業緑地での生態系ネットワークを創出していること、③知多半島での活動がモデルとなり県内外へ活動が広がりつつあることなどの取り組みが評価されたものです。
 企業緑地間をつなぐ生態系ネットワークづくりでは、動物が行き来できるようアニマルパスウェイ(通路)を整備したことで、隣接企業との間に作られた通路を、タヌキが行き来する姿が定点カメラでとらえられています。
 また、生物モニタリング調査や外来種駆除などの活動に加え、広報活動として、企業緑地見学会などの体験型イベントを開催し、家族で楽しみながら環境について学んだり、クラフト作りをしたりする企画を実施してきました。

 当所は、常に世界最高の技術とものづくりの力を追求し、国連で採択された「持続可能な開発目標」(SDGs)にも合致した活動を通じて、これからも社会の発展に貢献して参ります。

 
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授賞式の様子
緑地見学会で環境について学ぶ親子(左)と
定点カメラでとらえられたタヌキ(右)



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