当社は、「環境経営」を企業の使命と考え、原材料・資機材の購入、生産、技術開発、製品の輸送・使用・リサイクルに至るすべての段階にわたって、環境負荷低減に向けた経営を目指しています。
当社は、これまでのサプライチェーン全体での省エネルギーとエネルギー効率改善によるCO2排出量削減の取り組みに加え、当社独自の新たな対策として「日本製鉄カーボンニュートラルビジョン2050」を掲げ、気候変動対策を経営の最重要課題として取り組んでいきます。
当社は、鉄の製造工程を活用することで、環境負荷の少ないゼロエミッションの実現や、社内発生物の循環利用にとどまらず、社会や他産業で発生する副産物の再資源化にも積極的に取り組んでいます。
当社は、大気汚染防止法などの法令遵守はもちろん、更なる環境保全、環境汚染の防止と事業による環境影響を抑制・回避するため、 製鉄所・製造所ごとに異なる環境リスクを踏まえ、各地域の環境保全の継続的な向上を目指して、環境リスクマネジメントを推進しています。
当社は、日本経済団体連合会の「経団連生物多様性宣言・行動指針」に賛同し、その宣言および行動指針に基づき、生物多様性保全に取り組んでいます。
当社は様々なステークホルダーと積極的な環境コミュニケーションを展開し、社会から信頼され続けるための適切かつタイムリーな環境情報の公開や社外における環境学習機会の提供等を行っています。