コーポレートガバナンスの基本的な仕組み
当社は、株主や取引先をはじめとするすべてのステークホルダーの負託と信頼に応えて、当社グループの健全で持続的な成長と中長期的な企業価値の向上を図るため、当社グループの事業に適したコーポレ-ト・ガバナンスの仕組みを整えています。
- コーポレートガバナンスの基本的な仕組み
- コーポレートガバナンスに関する各機関の関係図
- 政策保有株式に関する方針
- 取締役・独立役員・取締役会について
当社におけるコーポレート・ガバナンスの状況の詳細については、コーポレートガバナンス報告書をご参照ください。
コーポレート・ガバナンスの基本的な仕組み
1.監査等委員会設置会社を採用している理由
当社は、経営に関する意思決定を迅速に行うとともに、取締役会における審議事項を重点化して経営方針・経営戦略の策定等の議論をより充実させ、さらに、取締役会の経営に対する監督機能の強化を図ること等を目的として、監査等委員会設置会社を採用しております。
2.企業統治の体制
現在、当社の取締役会は、下記のとおり、取締役(監査等委員である取締役を除く。)10名と監査等委員である取締役5名の計15名で 構成され、すべての取締役がそれぞれの役割・責務を適切に果たすことで、経営環境の変化に応じた機動的な意思決定を行うとともに、取締役会における多角的な検討と意思決定の客観性・透明性を確保しております。また、監査等委員である取締役が、取締役の選任・解任議案の決定や代表取締役の選定・解職、その他業務執行の意思決定全般(取締役に決定が委任されたものを除く。)について取締役会における議決権を有すること、監査等委員会が、取締役(監査等委員である取締役を除く。)の選任や報酬等について株主総会において意見を述べる権限を有すること等により、取締役会の経営に対する監督機能の強化が図られています。また、当社の取締役会は、定款の定めに基づき、重要な業務執行(会社法第399条の13第5項各号に定める事項を除く。)の決定の一部を代表取締役会長・代表取締役社長に委任しており、これにより、経営に関する意思決定の迅速化を図るとともに、取締役会における審議事項を重点化し、経営方針・経営戦略の策定等の議論をより充実させております。なお、すべての社外取締役が必要な情報を得てその役割を十分に果たすことができるよう、会長・社長等との定期的な会合を開き、経営課題の共有化や意見交換を行っております。当社取締役会における独立社外取締役の割合は、3分の1(15名中5名)となっております。
(取締役会メンバー)
【取締役(監査等委員である取締役を除く。)】
- 社外
- 社外取締役
- 独立
- 独立役員
地位 | 氏名 | 取締役会への出席状況(2023年度) |
---|---|---|
代表取締役会長兼CEO | 橋本 英二 | 100% |
代表取締役社長兼COO | 今井 正 | 100% |
代表取締役副会長兼副社長 | 森 高弘 | 100% |
代表取締役副社長 | 佐藤 直樹 | 100% |
代表取締役副社長 | 廣瀨 孝 | 100% |
代表取締役副社長 | 福田 和久 | 100%*1 |
代表取締役副社長 | 船越 弘文 | 100%*1 |
代表取締役副社長 | 湊 博之 | -*2 |
取締役社外独立 | 冨田 哲郎 | 100% |
取締役社外独立 | 浦野 邦子 | 100% |
【監査等委員である取締役】
- 社外
- 社外取締役
- 独立
- 独立役員
地位 | 氏名 | 取締役会への出席状況(2023年度) |
---|---|---|
常任監査等委員(常勤) | 新海 一正 | -*2 |
常任監査等委員(常勤) | 十河 英史 | -*2 |
監査等委員社外独立 | 平松 賢司 | -*2 |
監査等委員社外独立 | 関根 愛子 | -*2 |
監査等委員社外独立 | 竹内 純子 | -*2 |
- *1就任以降の取締役会11回への出席状況を記載
- *22024年6月21日就任
3.内部統制システムの整備及び運用
当社は、関連法規を遵守し、財務報告の信頼性と業務の有効性・効率性を確保するため、内部統制システムを整備し適切に運用するとともに、その継続的改善に努めております。健全で風通しのよい組織づくりのために、職場内外での対話を重視し、定期的に全社員の意識調査を行うとともに、当社及びグループ会社の役員・社員やその家族等からも相談・通報を受け付ける内部通報制度を設けて、内部統制環境の整備を図っております。
4.適切な情報開示
当社は、経営の透明性を高め、各ステークホルダーに当社グループの経営状況を正しく理解していただけるよう、法令や上場金融商品取引所のルールに基づく情報開示にとどまらず、財務・非財務情報を適切な時期に、わかりやすく、正確に開示することを心がけています。
5.コーポレート・ガバナンスの定期的な点検・レビュー
当社は、社外取締役の意見も踏まえて自律的に改善を図っていくことができるよう、取締役会において、取締役会全体の実効性についての分析・評価を含め、コーポレート・ガバナンスの仕組みや運用状況等を定期的に点検・レビューすることとしています。