東日本製鉄所
東日本製鉄所は、お客様にご満足いただける商品をお届けすることはもちろん、
環境保全活動や省エネ、資源リサイクルなどにも積極的に取り組み、
地域社会の発展に貢献しています。
2020/06/17
日本製鉄株式会社
鹿島コークス工場 累計生産量1億5千万トンを達成
東日本製鉄所鹿島地区の鹿島コークス工場が、2020年3月23日に累計生産量1億5千万トンを達成しました。(当社では、2010年の東日本製鉄所君津地区、2012年の九州製鉄所八幡地区に続いての達成) 1971年1月に第1コークス炉が操業を開始してから49年2か月での達成となりました。
※コークスとは、石炭を蒸し焼きにしたもので、高炉の熱源・還元材として使用され、発生したガスは製鉄所内のエネルギー源として活用されています。
鹿島コークス工場は第1コークス炉、第2コークス炉で操業を行っており、直近では、コークス炉リフレッシュ対策の一環として、2011年10月に第1コークスE炉、2016年8月に第1コークスF炉、2018年5月に第2コークスE炉を新設し、高炉の安定操業において重要な役割を担うコークスを安定生産すべく設備投資を行ってきました。
また鹿島地区のコークス炉は国内最大級の大型炉であり、1窯当たりの生産性が高く、この利点を生かした省力化や安価原料の使用量を増やすことでコスト競争力を高めるとともに、廃プラスチックのリサイクルによるCO2削減と、4基のCDQ(乾式消火設備)で排熱回収処理によって省エネを図るなど、温暖化防止に大きく貢献しています。
当社は、常に世界最高の技術とものづくりの力を追求し、国連で採択された「持続可能な開発目標」(SDGs)にも合致した活動(「産業と技術革新の基盤をつくろう」、「エネルギーをみんなにそしてクリーンに」、「つくる責任つかう責任」等)を通じて、これからも社会の発展に貢献していきます。