瀬戸内製鉄所
瀬戸内製鉄所は、広畑・呉製鉄所、堺・東予・大阪製造所を統合・再編成し、発足しました。
鉄鋼の大消費地である関西・瀬戸内圏に位置し、
高級薄板を中心とした各種製品の供給拠点として重要な役割を担っています。
瀬戸内製鉄所 阪神地区(堺)は、冷延鋼板や高級表面処理鋼板の量産拠点です。1966年の発足以来、溶融めっき、電気めっき、塗装設備を駆使して多様な表面処理製品を生産しています。近年では最新鋭の設備による高品質な特殊鋼の生産も行っています。
瀬戸内製鉄所 阪神地区(東予)は、2000年に竣工しました。世界初のプレ圧延を備えた酸洗・冷延連続設備をはじめ、全エネルギーのコンピュータシステムによる集中監視・制御体制を確立した最先端の表面処理工場です。また、高耐食溶融めっき鋼板ZAM(R)の生産拠点でもあります。
瀬戸内製鉄所 阪神地区(大阪)は、高級冷延鋼板の製造工場として、特に高精度化・高品質化に対応する特殊鋼冷延鋼板、みがき特殊帯鋼を生産しています。また、阪神地区(神崎)は、みがき帯鋼の専用工場として多品種小ロット生産に特化し、質・量ともに業界トップクラスの地位を誇っています。