瀬戸内製鉄所
瀬戸内製鉄所は、広畑・呉製鉄所、堺・東予・大阪製造所を統合・再編成し、発足しました。
鉄鋼の大消費地である関西・瀬戸内圏に位置し、
高級薄板を中心とした各種製品の供給拠点として重要な役割を担っています。
製鋼工場で発生する副生ガスは、回収し、熱延ラインの加熱炉や自家発電設備の熱源として利用しています。
製品や製造設備の冷却・洗浄に使用する水は循環使用しています。また、排水する場合は、水質に応じた適切な処理をおこない、清浄な水として排水しています。
鉄の生産に必要な電力のほとんどは、所内で発生する副生ガスや排熱も利用して、自家発電設備で製造しています。また、IPP(卸電力事業)として、電力会社を通じて地域社会にも安定供給しています。
鉄の製造工程における複雑なエネルギー需給は、すべてエネルギーセンターで24時間一元的に総括管理して、省エネルギーなどエネルギー使用の合理化を図っています。
鉄づくりにおける世界トップレベルの技術力をもって、鉄鋼業界における環境への取り組みをリードしています。