瀬戸内製鉄所
瀬戸内製鉄所は、広畑・呉製鉄所、堺・東予・大阪製造所を統合・再編成し、発足しました。
鉄鋼の大消費地である関西・瀬戸内圏に位置し、
高級薄板を中心とした各種製品の供給拠点として重要な役割を担っています。
現在では、約73万平方メートルの広大な環境保全林を形成しています。
1970年代に地域の子どもたちと「どんぐり拾い」から始めた緑化活動は、生態学に基づく地域住民との工場緑化“ふるさとの森づくり”として、1983年「第3回緑の都市賞」(財団法人 都市緑化基金)を受賞しました。現在、製鉄所構内では30種以上の野鳥の生息が確認されています。
製鉄所構内緑地化の推進・環境に対する意識啓蒙・同期の一体感醸成を目的として、2006年・2007年の新入社員が、2007年3~4月、製鉄所構内に約80本の「マテバシイ」を植樹しました。
スコップで一本ずつ植樹した後、「自分の木のようです。大きく育ってほしい」と木を見上げていました。
青い空、青い海、そして緑に囲まれた製鉄所、また、地域社会とともに発展する製鉄所であり続けるように、所員一人ひとりが、美しく住みよいふるさとの町づくりにも積極的に参加、貢献しています。
鉄づくりにおける世界トップレベルの技術力をもって、鉄鋼業界における環境への取り組みをリードしています。