“鉄の町の子供たち”が鉄づくりに挑戦

2015/10/22



 “鉄の町の子供たち”に鉄づくりの魅力を伝え、かつ、スタッフ系新入社員の研修を兼ねる「広畑たたらプロジェクト」。その10回目となる「たたら製鉄実演」が2015年10月22日、当所構内のたたら常設場で行われました。

 新入社員12名を含む所員は、1カ月前から作業を進めました。前日午後に木炭割や築炉に取り掛かり、その頃、姫路市立広畑小学校5年生の児童51人は、新舞子浜で砂鉄を採取しました。

 当日、所員は朝から砂鉄と木炭を交互に装入。その間、子供たちは、熱延工場で“現代の鉄づくり”を学び、たたら常設場では“昔の鉄づくり”に挑戦。所員の指導で、木炭割りとレンガ積み(模擬炉づくり)を体験しました。また、見学者ホールでは、ミニ危険体感研修や、様々な作業服を試着する「ちびっこ」製鉄マン・ウーマンを体験しました。

 14時30分ごろに、クライマックスのケラ出しが始まり、所員は炉を取り壊し、中から真っ赤な鉄の塊を取り出しました。


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