鉄の町の子供たちが鉄づくりを体験　「たたら製鉄実演」

   “鉄の町の子供たち”に鉄づくりの魅力を伝え、かつ、スタッフ系新入社員の研修を兼ねる「広畑たたらプロジェクト」。その9回目となる「たたら製鉄実演」が11月21日、当所構内のたたら常設場で行われました。

   新入社員13名を含む所員は、１カ月前から作業を進めました。前日午後、木炭割や築炉に取り掛かり、その頃、姫路市立広畑小学校5年生の児童33人は、新舞子浜で砂鉄を採取しました。

   当日、所員は朝から砂鉄と木炭を交互に装入。その間、子供たちは、熱延工場見学、木炭割、築炉（模擬）、様々な作業服を試着する「ちびっこ」製鉄マン・ウーマン、ミニ危険体感研修を行い、元気一杯。

   14時過ぎから、いよいよクライマックスのケラ出しが始まり、所員が炉を取り壊し、中から真っ赤な鉄の塊を取り出しました。