中央整備室・桂啓之さん 瑞宝単光章を受章
2019/05/24
春の叙勲で、中央整備室の桂啓之さん(62歳)が、公務等に長年にわたり従事し、成績を挙げた人に贈られる瑞宝単光章を受章しました。褒章伝達式は5月24日に厚生労働省で行われ、その後同日、皇居において他の受章者と共に天皇陛下に拝謁しました。
桂さんは1975年に君津製鉄所へ入社し、40年以上に渡りほぼ一貫して製鋼設備の保全業務に従事。製鋼設備管理の第一人者として活躍するとともに、複雑な製鋼設備を保全するために立体図作成技能を生かして教育教材を多数作成し、後進の指導にあたっています。1年前からは、6CGLの建設対応に携わっています。
一方、社外では「テクニカルイラストレーション職種」の千葉県技能検定員(1990年~)や中央検定委員(1995年~)として、適切な技能検定試験の実施に寄与するなど委員会の中心的な役割を果たし、長年に渡り当該職種の発展に大きく貢献しています。こうした活動が高く評価され、中央職業能力開発協会からの推薦によって今回の受章に至りました。
桂さんは受章の喜びを次のように話しています。
「このたび、長年(27年間)の技能検定委員の功績が認められ、栄えある受章をいただきました。叙勲(瑞宝単光章)受賞にあたり、驚きと喜びを隠しきれません。この栄誉は入社以来、43年間君津製鉄所で技能を磨かせていただいた賜物と関係各位へ深く感謝申し上げます」。