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NIPPON STEEL

NDコア® × ノンダイアフラム工法 × 適合判定支援システム

  • 柱構造
  • 早く・経済的
  • 使いやすく・確実
  • 環境にやさしく・持続的

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NDコアはノンダイアフラム形式の接合部材で、ダイアフラム形式と比較して設計自由度の向上、加工の省力化が図れます。適合判定支援システムを使用することで、適合サイズの選定や検討書の出力が容易にできます。

NDコア®

NDコア®
ノンダイアフラム工法
(一財)ベターリビング評定:CBL SS008-19

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適合判定支援システム

適合判定支援システム

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NDコア® × ノンダイアフラム工法 × 適合判定支援システムのメリット

  • 設計の自由度向上 ダイアフラムの制限を受けることなく段差ばりや傾斜ばりなどの取り合いを容易に設計することが可能。
  • 加工の省力化 ダイアフラムの取付け、はりハンチの加工が不要で溶接・加工数を大幅に削減。
  • 簡便な設計方法適合判定支援システムによって設計条件が適用範囲を満足するか容易に判定可能。最大8パターンまで同時に検討ができるため、1か所の接合部に取り付く全てのはりを同時に検討可能。

NDコア®とは

NDコアR(ノンダイアコア)は、角形鋼管柱-H形鋼はり接合部に用いるノンダイアフラム形式の接合部材です。
厚肉の角形鋼管断面をしており、ダイアフラム不要ではりの取り付けが可能です。
そのため、ダイアフラムの制限がなく、設計自由度の向上や加工の省力化が図れます。
また、独自の面外曲げ耐力設計式を設定し、(一財)ベターリビングの評定(CBL SS008-19)を取得しております。

従来工法 NDコア®工法
従来工法

NDコア®の適用によって接合部の設計・施工が容易に

NDコアの規格・断面形状

品名 外径(mm)※1 長さ(mm) 材料の規格 NDコアの断面形状※2
ND150 152 最小150から
1mmピッチで
対応
SN490B 断面形状
ND175 177
ND200 202
ND250 252 SN490B-ND※3
ND300 302
ND350 352
ND400 402 SN490B-ND※3

※1 NDコアは角形鋼管との食い違い防止のため、角形鋼管の外径より2mm大きめに製作しています。

※2 NDコア側面には、製作上の溶接ビードがございます。鉄骨製作の際には、グラインダ掛けするなど適切な処理をして下さい。

※3 SN490B-ND : 日本産業規格JIS G 3136(建築構造用圧延鋼材)-2012の9形状、寸法、質量およびその許容差には適合していませんが、該当JISに示されるSN490Bの4化学成分、6炭素当量及び溶接割れ感受性組成、7機械的性質、10外観、11試験、12検査、13再検査の各規程に適合しています。

適用する柱およびはり材

a)適用する柱材の材質および規格

  • 建築構造用冷間成形角形鋼管 BCR295
  • 一般構造用角形鋼管(JIS G 3466) STKR400

b)適用するはり材の材質および規格:下記規格のH形鋼

  • 建築構造用圧延鋼材(JIS G 3136) SN400B,C
  • 一般構造用圧延鋼材(JIS G 3101) SS400
  • 溶接構造用圧延鋼材(JIS G 3106) SM400A,B

NDコアの設計方法

NDコアは柱・はり組合せ表の範囲において柱、はりに対して、許容応力度設計、保有耐力接合条件を満足しているため、あらためて接合部の検討は不要です。
NDコア接合部は通しダイアフラム形式の接合部と同等以上の剛性を有しているため、通しダイアフラムと同等のフレーム設計が可能です。
NDコアの設計と柱・はり組合せ表に関しては、『NDコアカタログ』・『NDコア設計・施工標準仕様書』を御参照下さい。

溶接・UT検査箇所数の削減(隅柱の場合)

従来工法 NDコア®工法
柱 2箇所

-60%減

柱 5箇所

溶接・UT検査箇所数を大幅に削減

NDコアの設計フロー

検討書

検討書はPDFデータで出力でき、そのまま確認申請書に使用可能

検討書

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導入ご検討される際は、ぜひご相談ください。