継手を有する鋼製連壁部材『NS-BOX』を地中に連続して建込む鋼製地中連続壁工法により、用地制限のある箇所でも大深度地下連続壁体を建設することができます。
NS-BOX
地中連続壁工法
NS-BOX × 地中連続壁工法のメリット
- 薄壁化
- コンクリート地中連続壁と比較して30~40%の薄壁化が可能
- 仮設兼用の本体壁により用地制限を緩和可能
- 現場省スペースでの大深度施工
- NS-BOXは工場製作するため、現場での加工ヤードが不要
- 薄壁化および部材の軽量化により、建設機械の小型化が可能
- 地盤に直接打込まず、安定液あるいはソイルセメント中にNS-BOXを建て込むため大深度施工が可能
- 信頼性・高品質
- 芯材であるNS-BOXを工場製作する事により、高品質の壁体構築に寄与
- 嵌合継手部分を有するフランジに一体圧延製品を用いる事により、高い構造信頼性を実現
- 芯材の嵌合継手内部にコンクリートやソイルセメントが充填されるため、芯材が離散配置される場合に比べて、高い止水性を確保
- 環境負荷低減
- 薄壁化による排土量・セメント量低減、高炉セメントの適用※により、環境負荷低減を実現
※ソイルセメントを充填する場合
高い断面性能を有するため薄壁化が可能
コンクリート地中連続壁より30~40%薄壁化
建設機械の小型化により省スペース施工が可能
【適用例】都市部の地下鉄駅舎建設
既設地下構造物との離隔を確保できないため、従来工法では建設不可能
薄壁化が可能な鋼製地中連続工法により地下鉄駅舎の建設を実現
ProStructでは、既存のパッケージのみならず、そのパッケージを基にしたニーズに合わせた技術協力が可能です。
導入ご検討される際は、ぜひご相談ください。
「鋼材×利用技術」
パッケージ 一覧
ハイパービーム® × 横補剛材省略工法
ハイパービーム® × 梁端ウェブ補剛工法
ハイパービーム® × パス間温度緩和工法
ハイパービーム® × 梁端ストレート工法
ハイパービーム®・厚板・プレスコラム × 低温靭性保証(NSLT®)
HTUFF® × 高HAZ靱性鋼用溶接材料(大入熱溶接法)
コラム × 木質耐火被覆(木鉄ハイブリッド耐火柱)
日鉄デッキプレート × 設計支援システム
NDコア® × ノンダイアフラム工法 × 適合判定支援システム
NS-SSB® × 振り子免震技術
アンボンドブレース® × ブレース耐力・剛性の幅広い可変技術
アンボンドブレース® × エネルギー吸収の最大化技術