高い強度・変形性能を有する「鋼管杭」の先端に「螺旋状の羽根」を取り付け回転圧入することで、無排土・低振動・低騒音施工により環境負荷の低減を実現するソリューションです。
鋼管杭 × 環境配慮型工法のメリット
- 無排土施工残土や汚泥は発生せず、土砂搬出ダンプなどもなく周辺環境対策に貢献します。
- 省スペース施工狭隘地、空頭制限などの厳しい施工条件下においても施工が可能です。
- 軟弱地盤にも対応先端抵抗力が大きいため周面摩擦が期待できない軟弱地盤にも適用可能です。
- 基礎のコンパクト化斜杭施工により、橋台基礎のコンパクト化に効果を発揮します。
- 確実な施工杭先端が支持層に到達していることを確実に把握が可能です。
厳しい現場条件でも、環境への配慮と高い押込み・引抜き力を実現
環境問題に対するリスク低減効果
| 工法 | 中掘鋼管杭 | NSエコパイル® | |
|---|---|---|---|
| 杭材料明細 | φ1000×t20×L19.5m×32本 | φ1200×t20×L19m×18本 | |
| 対象 構造 |
断面図 |  |
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| 平面図 |  |
 |
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| 材料 | フーチング 体積 (m2) |
736 | 575 |
| 鋼管杭 重量 (ｔ) |
301.39 | 199.04 | |
NSエコパイル® CO2 排出量比較
※当社中掘鋼管杭とNSエコパイルの CO2 排出量比較 当社調べ
使用 CO2 排出原単位『日本鉄鋼連盟 2018年度 CO2 排出原単位実績』
【データ取得条件】
- データ算出方法：JIS Q 20915による
- データ収集期間：2018年度操業実績
- リサイクル率RR：0.930
- 対象製品：16鉄鋼製品（熱延鋼板，冷延鋼板ほか）
- 参加企業：15社（高炉3社，電炉12社），日本鉄鋼生産の約85%を網羅（粗鋼ベース）
【使用製品】
1
熱延鋼板 リサイクル考慮無し：1.917 t - co2 ⁄ｔ
リサイクル考慮：0.660 t - co2 ⁄ｔ を使用
2
セメント(高炉B種)はセメント協会公表値(0.440t - co2 ⁄ t)にて検討
国土交通省国土技術政策総合研究所:国土技術政策総合研究所プロジェクト報告，No. 63，2019.3 に加筆
ProStructでは、既存のパッケージのみならず、そのパッケージを基にしたニーズに合わせた技術協力が可能です。
導入ご検討される際は、ぜひご相談ください。
「鋼材×利用技術」
パッケージ 一覧
ハイパービーム® × 横補剛材省略工法
ハイパービーム® × 梁端ウェブ補剛工法
ハイパービーム® × パス間温度緩和工法
ハイパービーム® × 梁端ストレート工法
ハイパービーム®・厚板・プレスコラム × 低温靭性保証（NSLT®）
HTUFF® × 高HAZ靱性鋼用溶接材料（大入熱溶接法）
コラム × 木質耐火被覆（木鉄ハイブリッド耐火柱）
日鉄デッキプレート × 設計支援システム
NDコア® × ノンダイアフラム工法 × 適合判定支援システム
NS-SSB® × 振り子免震技術
アンボンドブレース® × ブレース耐力・剛性の幅広い可変技術
アンボンドブレース® × エネルギー吸収の最大化技術