拡頭リング工法

拡頭リング工法は、工場製作の拡径部材である拡頭リングを施工後の杭頭に設置し、内部にコンクリートを充填することによって杭頭部を一体化する杭頭剛接合工法です。拡頭リングは、外径が杭径の1.5倍程度または1.35倍程度、長さが杭径の0.5倍程度の外鋼管とダイアフラムおよび定着鉄筋で構成されています。また、杭に大きな引張軸力が作用する場合には、杭内鉄筋を併用することもできます。

(一財)日本建築総合試験所ー性能証明工法/第9回国土技術開発賞受賞工法

特長

1. 高耐力と優れた変形性能

地震力に対して大きな耐力と高い変形性能を有する杭頭接合構造です。

2. 杭頭過密配筋の解消

杭より大径の拡頭リングに定着鉄筋を配置するので、基礎梁接合部の過密配筋を解消できます。

3. 品質の向上と工期の短縮

定着鉄筋の現場溶接が不要なため品質が向上し、かつ現場工期の短縮も図れます。

4. 高い構造信頼性

耐力性能や構造ディテール、適用範囲等が明確であり、高い構造信頼性を有しています。

仕様

構造概要(鋼管杭の場合)

設計状況に応じて杭内鉄筋を設置

施工状況

(a) 拡頭リングの設置状況

(b) 充填コンクリート打設後の基礎配筋状況

適用範囲

適用杭 外鋼管径
適用杭種 最大杭径
  • 鋼管杭
  • 場所打ち鋼管コンクリート杭
1800mm 杭径の1.5倍または1.35倍 (ただし2400mm以下)
  • SC杭
1200mm 杭径の1.5倍または1.35倍

寸法例

杭径Dp(mm) 拡頭リング寸法(mm)
1.5倍径仕様 1.35倍径仕様
外鋼管 ダイアフラム 外鋼管 ダイアフラム
外径 板厚 板厚 外径 板厚 板厚
800 1200 12 22 1100 12 22
1000 1500 12 22 1350 12 22
1200 1800 14 28 1600 12 22

各諸元は「拡頭リング工法設計指針」により決定します。

カタログ

拡頭リング工法® (1.40MB)PDFファイル

  • 工法概要
  • 特長
  • 構造概要(鋼管杭の場合)
  • 施工状況
  • 適用範囲
  • 寸法例
  • 鉄筋断面の比較例(杭径1200mm、FC=27N/mm2、鉄筋SD390)

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