ハイブリッド鋼管杭工法
TCN®パイルは、地震力により大きな断面力が生じる杭体上部に適用する鋼管杭工法用のSC杭(外殻鋼管付きコンクリート杭)です。TCN®パイルの鋼管は下端においてコンクリートより突出しています。鋼管杭との接合は一般的な鋼管杭と同様であり、現場または工場において全周溶接で行います。
(一財)日本建築センター評定工法(BCJ評定-FD0337-02, FD0338-02)

特長
1. 高い経済性
上部鋼管を合成構造部材とし、板厚を低減することが可能です。
2. 優れた耐震性能
地震力に対して大きな耐荷能力と変形性能を有する杭体構造です。
3. 確かな品質
コンクリートは気中施工するため、安定した品質が得られます。
4. 広い適用性
コンクリートを充填できれば、鋼管杭の施工方法による制約はありません。
仕様
構造概要

施工手順

適用範囲
鋼管杭(コンクリート充填鋼管部)
| 杭径 | D ≦ 1600mm |
|---|---|
| 板厚 | t ≧ 9mm |
| 径厚比 | D / t ≦ 80 |
| 材質 | SKK400, SKK490, NSPP540※ |
- ※F値400N/mm2の国土交通大臣認定材料
コンクリート
| 設計基準強度 | 21N / mm2 ≦ Fc ≦ 40N / mm2 |
|---|---|
| コンクリート充填長 | 3.5D以上 |
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