2024/05/15
日本製鉄株式会社
日本製鉄株式会社(以下、日本製鉄)は、 5月22日(水)~24日(金)の3日間、昨年に続き、パシフィコ横浜で開催される「人とくるまのテクノロジー展2024 YOKOHAMA(※1)」に出展します。
(※1)人とくるまのテクノロジー展2024 YOKOHAMAは、公益社団法人 自動車技術会が主催し、自動車業界の第一線で活躍する技術者・研究者のための自動車技術の専門展として、約500社が出展する国内最大規模の展示会。
今回の展示会で、日本製鉄は、“NSafe®-AutoConcept(略称NSAC® 以下、NSAC)”の軽量化技術をさらに深化させ、「軽量化・LCAでのCO2排出量削減」、「コスト削減」、「最適生産システム」の各視点で、お客様のニーズに合わせ最適なソリューションを提案する新たなコンセプト“NSafe®-AutoConcept ECO3(エコキュービック)(以下、NSAC ECO3)”を紹介します。本提案により、お客様とともにカーボンニュートラル社会の実現を目指します。
具体的には、「日本製鉄とともに、クルマの未来をデザインしよう。」をテーマに、今回、カーボンニュートラル社会の実現に貢献するNSAC ECO3を具現化する高機能製品・ソリューション技術を適用した自動車部品群を展示します。特に、「部品一体化」による軽量化、省力化、コスト削減を実現する『クルマ造り革新』と、モーターやバッテリー、およびその関連部品、即ち『電動化への対応』については、特別展示コーナーを設けるとともに、プレゼンテーションの場も設定し、詳細を紹介します。
また、環境にも優しく無限の可能性を持つ素材である「鉄」の魅力をお伝えする動画も用意しています。
日本製鉄は、2050年までのカーボンニュートラル社会の実現に向けて「日本製鉄カーボンニュートラルビジョン2050」を掲げる中で、マスバランス方式(※2)を適用したグリーンスチール“NSCarbolex® Neutral”、および社会におけるCO2排出量削減に寄与する高機能製品・ソリューション技術 “NSCarbolex Solution”を通じて、社会全体の脱炭素化への貢献を目指しています。
今回、展示するNSAC ECO3の高機能製品やソリューション技術は、“NSCarbolex Solution”のラインナップのひとつです。
(※2)鉄鋼メーカーが実施した追加性のある削減プロジェクトによるCO2等のGHG(Greenhouse Gas、 温室効果ガス)の排出削減量を当該組織内でプールし、その削減量を同社の任意の製品に配分して証書と共に供給する鉄鋼製品であり、一般社団法人日本鉄鋼連盟が制定した「マスバランス方式を適用したグリーンスチールに関するガイドライン(※3)」に準拠します。マスバランス方式を適用したグリーンスチールを購入したお客様は、自社GHGプロトコルにおけるScope 3排出量からの控除として報告できると解釈しています。
(※3)日本鉄鋼連盟 マスバランス方式を適用したグリーンスチールに関するガイドライン
(https://www.jisf.or.jp/business/ondanka/kouken/greensteel/)
日本製鉄は、常に世界最高の技術とものづくりの力を追求し、国連で採択された「持続可能な開発目標」(SDGs)にも合致した活動(「気候変動に具体的な対策を」)を通じて、これからも社会の発展に貢献してまいります。
(参考1)NSAC関連情報につきましては、以下のURLをご参照下さい。
日本製鉄 次世代鋼製自動車に対応するソリューション技術を拡充
(2021年5月13日公表)
https://www.nipponsteel.com/news/20210513_100.html
次世代鋼製自動車コンセプト“NSafe®-AutoConcept”のラインアップ強化について
(2021年5月25日公表)
https://www.nipponsteel.com/news/20210525_100.html
自動車向けソリューション提案によるライフサイクルでの温室効果ガス排出量削減効果の定量化について
(2022年1月24日公表)
https://www.nipponsteel.com/news/20220124_100.html
(参考2)社会におけるCO2排出量削減に寄与する高機能製品・ソリューション技術を総称する日本製鉄のブランド「NSCarbolex Solution」は、以下のURLをご参照下さい。
https://www.nipponsteel.com/product/nscarbolex/solution/