2023/03/28
日本製鉄株式会社
日本製鉄株式会社(以下、日本製鉄)の環境配慮型素材TranTixxii®-Eco(トランティクシーエコ)が株式会社スノーピーク(以下、スノーピーク)から発売開始された新製品「オーロラボトル オーシャン」に初めて採用されました。
TranTixxii-Ecoは、2022年6月に日本製鉄が供給開始した、純チタンで世界初となる環境配慮型素材です。通常のチタン材は、チタンインゴットの原料として主にバージン原料であるスポンジチタンを使用しますが、TranTixxii-Ecoは、原料の50%以上をチタンスクラップに置き換えることで、製錬工程におけるCO2発生量を50%以上削減した、環境に優しいチタン素材です。
「オーロラボトル オーシャン」は、環境への配慮をコンセプトにしており、本体にはTranTixxii-Ecoを、キャップには紙由来のバイオマスプラスチック材を採用しています。これまで、日本製鉄とスノーピークは本製品の構想段階から協議を重ね、2022年6月にはTranTixxii-Ecoの初回製造材を納入しています。青い海と白い雲をイメージした美しいオーシャンカラーは塗装ではなく、チタンそのものが発する色です。
日本製鉄は、今後もスノーピークとの連携を深め、環境配慮型の取り組みを拡大させていきます。
日本製鉄は、常に世界最高の技術とものづくりの力を追求し、国連で採択された「持続可能な開発目標」(SDGs)にも合致した活動(「7.エネルギーをみんなにそしてクリーンに」、「9.産業と技術革新の基盤をつくろう」)を通じて、これからも社会の発展に貢献していきます。