2023/01/31
日本製鉄株式会社
日本製鉄株式会社(以下、日本製鉄)の高意匠性鋼板「FeLuce®(フェルーチェ)」(ヘアライン調 電気めっき鋼板)が、群馬県前橋市の前橋市議会庁舎(新議会棟)の内装材(エレベータ周辺パネル)として採用されました。
「FeLuce®」は、防錆性能を担保するために施されるめっき層自体に、意匠性を付与するという画期的な製法により生まれた新しい鋼板です。素材の表面に、塗料やフィルムなどを付加していく従来の手法ではなく、金属本来の素材感を活かすシンプルな「ものづくり」に挑戦することで、金属素材本来が持つ美しさと、プロダクトに要求される機能性を両立するとともに、エコで無駄のない商品に仕上げており、2020年度グッドデザイン賞を受賞しています。
前橋市議会庁舎(新議会棟)は、老朽化した旧議会棟の移転に加え、市庁舎機能の一部を移転し、災害対策本部の役割を併設する目的で計画され、2020年9月の着工後、2022年9月に竣工し、2023年1月より利用が開始されています。
日本製鉄の「FeLuce®」ブラックは、各階(1階から7階)のエレベータ周辺パネルに採用されています。金属素材本来が持つ美しさと持つ質感の高い素材である「FeLuce®」が、その美しさを際立たせるシンプルなデザインで、空間を上質に演出することに貢献しています。
【物件概要】
(参考)前橋市公式サイト「前橋市議会庁舎が完成しました」
https://www.city.maebashi.gunma.jp/gyosei/2/7/shingikaitou_seibi2/26202.html
日本製鉄は、常に世界最高の技術とものづくりの力を追求し、国連で採択された「持続可能な開発目標」(SDGs)にも合致した活動(「産業と技術革新の基盤をつくろう」)を通じて、これからも社会の発展に貢献していきます。