2021/10/07
日本製鉄株式会社
日本製鉄株式会社(以下、日本製鉄)の意匠性チタンTranTixxii®(トランティクシー)が、旧呉市総氏神である亀山神社(広島県呉市)の遷座130年記念 令和の大修繕に併せて新設された奉名板の屋根材として採用いただきました。10月10日(日)秋祭り(例大祭)にてお披露目となります。
今回の大修繕にあたって、宮司 太刀掛祐之様より、日本製鉄の意匠性チタンTranTixxii®は優れた特長である意匠性と高い耐食性を有しており、奉名板の屋根の機能性と美しさを半永久的に持続できる点を高く評価され、採用いただきました。
チタンは高い耐食性を有しており、メンテナンス負荷の軽減と建造物の長期使用に貢献できる事から、特に次世代へ引き継がれる伝統建築で採用が拡がっています。更に意匠性チタンTranTixxii®が実現する多彩な意匠表現により、煌びやかな装飾金物など用途も拡がっています。これまで浅草寺宝蔵門、本堂、五重塔(東京都)や増上寺大堂(東京都)、北野天満宮宝物殿(京都府)といった日本の伝統的な神社仏閣をはじめとして、日本国内及び海外の著名な劇場、コンベンションセンター、ホテルや教会、美術館等、国内外で約700件以上の建造物に採用されてきた実績があります。
一般的に屋根付き奉名板を含め、神社やお寺の屋根材には銅か瓦が使われています。近年、インフラや建築物などの防災対策や老朽化対策のニーズが高まる中で、日本製鉄は安全と安心を担保する建築素材としてのTranTixxii®採用を促進し、国連で採択された「持続可能な開発目標」(SDGs)にも合致した活動(「住み続けられるまちづくりを」のターゲットである「世界の文化遺産及び自然遺産の保護・保全の努力を強化する」)を通じて、これからも社会の発展に貢献していきます。
【物件概要】
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