2020/12/22
日本製鉄株式会社
本日(12月22日)、日本製鉄株式会社(以下、当社)は、ArcelorMittal社(本社:ルクセンブルク、以下、AM)と、当社とAMの合弁会社であるAM/NS Calvert LLC社(当社50%・AM50%、本社:米国、以下、Calvert)における電気炉(以下、本電炉)新設に関し、正式契約を締結致しました。
本電炉は2023年上期に生産を開始する予定です。現在、Calvertは、国内外から調達した半製品(スラブ)を圧延して薄板製品の製造を行っておりますが、本電炉の新設により、スラブ所要の一部を自所製造することが可能となります。これにより、スラブ調達工期の短縮、自所製造の高温スラブ使用による生産性向上、米国内スラブ調達比率の向上などを通じ、Calvertの競争力の一層の強化を図ってまいります。また、本電炉では、第3世代超ハイテン(980Mpa以上)を含む自動車鋼板向けスラブの製造も行う予定です。
当社は、米国内屈指の設備能力を誇るCalvertにリソースを集中し、北米において、先端商品も含めたフルメニューの高級鋼板製造・供給体制を更に強化してまいります。
■新設電気炉の概要
■AM/NS Calvert社概要
お問い合わせ先:総務部広報センター 03-6867-2135,2146,2977,3419