2020/10/06
日本製鉄株式会社
日本製鉄株式会社(以下、日本製鉄)はこのたび、「統合報告書」「サステナビリティレポート」の2020年度版を10月6日に発行しました。
発行2年目となる2020年度版の「統合報告書」は、 IIRC(国際統合報告フレームワーク)の価値創造プロセスモデルに沿って全体を構成し、日本製鉄の全体像をよりご理解いただけるようにしました。また、将来のリスク・機会に対する日本製鉄の戦略について新たに章を設ける等、わかりやすさの工夫もしました。ESGに関する記載のうちE(環境)S(社会)についての記載は「サステナビリティレポート」で詳述するとともに、「統合報告書」では価値創造プロセスの中でESG課題におけるマテリアリティの要点を記載しました。
「サステナビリティレポート」は、ESGの各分野における取り組みをご理解いただけるよう、網羅的に紹介しています。E(環境)に関わる重要課題に対する日本製鉄の積極的な取り組みについて紹介するとともに、S(社会)面ではマテリアリティ順に、各項目についてKPI(重要指標)も織り交ぜながら紹介しています。特に、気候変動への対応がますます重要になる中、TCFDに準拠した開示を行い、推奨されている開示項目の掲載箇所を一覧表にして示すなど、見やすい記載としています。また、CO2排出量削減に関する個社目標について検討を開始しており、今年度中に公表することとしています。さらに、脱炭素社会の実現にはイノベーションが重要であるとの認識のもと、革新的技術開発による「チャレンジ・ゼロ」への挑戦についても紹介しています。
各レポートの内容は、次のとおりです。
■「統合報告書」
■「サステナビリティレポート」
今回発行した「統合報告書」「サステナビリティレポート」が、ステークホルダーの皆さまの日本製鉄へのご理解の一助になれば幸いです。ステークホルダーの皆さまとの対話を通じて、更に皆さまの理解に役立つ報告書となるよう次年度以降も改善を継続して参ります。 日本製鉄は、今後とも持続可能な社会への貢献と企業価値の向上に努めて参る所存です。
お問い合わせ先:総務部広報センター 03-6867-2135,2146,2977,3419