インドネシアにおける自動車用鋼板製造・販売合弁事業の最終契約締結について
2014/08/11
新日鐵住金株式会社
インドネシアにおける自動車用鋼板製造・販売合弁事業の最終契約締結について
新日鐵住金株式会社(代表取締役社長:進藤孝生)とPT KRAKATAU STEEL(PERSERO)Tbk(以下「クラカタウ社」)は、2012年12月、インドネシアにおける自動車用鋼板製造・販売事業を行う合弁会社「PT KRAKATAU NIPPON STEEL SUMIKIN」(以下「KNSS社」)を設立し、事業化に向けた詳細検討を進めてまいりましたが、今般、8月11日に最終契約を締結しましたのでお知らせいたします。
インドネシア自動車マーケットは今後さらなる需要伸長が期待されており、防錆鋼板・高張力鋼板等への自動車メーカーのニーズ拡大も見込まれております。これに対し、KNSS社は、連続焼鈍ライン(冷延鋼板製造用)と溶融亜鉛めっきライン(亜鉛めっき鋼板製造用)を一体化させた最新鋭自動車鋼板製造ライン「Galvanizing,Annealing and Processing Line(GAPL)」を設置することで、自動車用外板、高張力鋼板を含む高級・高品質の冷延鋼板・溶融亜鉛めっき鋼板を提供し、インドネシア自動車メーカーのニーズに的確に対応してまいります。
当社とクラカタウ社は本事業の実施により、インドネシア自動車産業のさらなる発展に貢献していく所存です。
[KNSS社の概要](正式名称:PT KRAKATAU NIPPON STEEL SUMIKIN)
・設立: 2012年12月
・工場所在地: インドネシア共和国バンテン州チレゴン・クラカタウ工業団地内
・事業内容: 自動車用冷延鋼板、および(合金化)溶融亜鉛めっき鋼板の製造・販売
・資本金: 142百万米ドル
・出資比率: 新日鐵住金80%、クラカタウ社20%
・生産能力: 48万トン/年
・設備投資額: 約3億米ドル
・営業運転開始: 2017年半ば(予定)
・従業員数: 約280名
・設 立: 1971年
・代表者: President Director Irvan Kamal Hakim
・所在地: (本社)チレゴン(ジャカルタ西 約100km)
・総資産: 約24億米ドル(2013年実績) *インドネシア政府が株式の80%を保有
・事業内容: 薄板・形鋼・棒線・鋼管等の鉄鋼製品の製造・販売
・鋼材販売量: 約240万トン/年(2013年実績)
参考資料:自動車鋼板 グローバル生産体制 (PDF 187KB)
(お問い合わせ先) 広報センター TEL: 03-6867-2135、2977