サステナビリティ
環境への負荷の少ない社会の構築に貢献していきます
NSジンコート®カラーは、従来の塗装鋼板では成し得なかった、極限まで薄くした塗装厚みと加工成形性の両立を実現しました。着色を電気亜鉛めっきの工程で行うため、ユーザー側での塗料や燃料の調達・使用が不要となり、排気ガスもなくなり、廃液処理も不要となりました。
スーパーダイマ®は、めっき層成分が亜鉛を中心に約11%のアルミニウム、約3%のマグネシウム及び微量のシリコンからなる高耐食性溶融めっき鋼板です。従来の溶融亜鉛めっき鋼板に比べ耐食寿命が4倍あるため、同じ耐食性ならめっき層の量を1/4に減らせます。また耐食性を得るための塗装工程を省略できるため塗料原料となる石油資源を節約できます。
熱延鋼板を溶接して造る溶接軽量H形鋼は、工場やビル等の鋼構造物や土木工事等に用いられている圧延H形鋼に比べてtext・省 資源の商品です。プレハブ住宅や木造住宅の梁等の用途に使われており、寸法精度や耐久性が高く評価されています。
プリンターの紙送りシャフト等に用いられる材料は、切削加工により表面を滑らかに仕上げるため、鋼中に鉛が添加されています。EZ、スミグリーンCSは鋼中の鉛をなくしながらも鉛添加鋼並みの切削性を担保し、めっき性も鉛添加鋼以上のパフォーマンスを発揮します。
ARU-TENは屋外の塩分の多い環境では亜鉛を含んだ一般的な塗料で赤さびの発生を抑制します。また、屋内の塩分の少ない環境では無塗装でも赤さびが抑制できます。更にステンレスに比べ、ニッケル、クロム、モリブデン等のレアメタル添加量を大幅に削減し、地球環境にもやさしく経済的です。
東京湾臨海部の物流円滑化、渋滞緩和を目的に造られた東京ゲートブリッジに採用された橋梁用高性能鋼は、高強度な性質により鋼材使用量を3%削減することを可能にしました。それにより鋼材製造、橋梁製作、運搬に至る一連のプロセスでCO2削減に寄与しました。また全溶接構造を採用することで、通常のボルト接合に比して凸凹面が減少し、塗装塗り替え負荷が軽減できます。
独自開発を加えたスチールハウス(鉄を用いた枠組壁工法)で、防耐火・遮音・温熱性、耐久性などを向上させた「NSスーパーフレーム工法™」により、エコで快適な家づくりが可能です。
テレビの裏側には放熱部品が必要です。当社は理論限界に近い熱放射性能の塗装鋼板を開発。アルミ部品に比べて薄く、CO2排出量を大幅に減らす当社製の部材はパナソニック(株)殿に採用されています。