受賞実績

大河内賞

大河内賞は、故大河内正敏博士の功績を記念して、大河内記念会が我が国の生産工学・高度生産方式の実施等に関する顕著な業績を表彰する伝統と権威のある賞です。

受賞年 賞名 受賞件名
2023年 生産賞 「高炉の低炭素化とコスト削減に貢献するコークス強度向上技術の開発」
2022年 生産賞 「直接スラブ鋳造と表層組織制御によるチタン薄板の新製造プロセスの開発」
2021年 生産賞 「過酷な環境に適応した計測・制御による高強度鋼板の熱間圧延技術」
2019年 生産賞 「衝突安全性を確保する船体用高延性厚鋼板製造技術の開発」
2018年 生産賞 環境負荷低減型超ハイテン橋梁ケーブル用ワイヤ向け線材の開発
2017年 生産特賞 省資源・環境調和型・高生産性ステンレス製鋼プロセスの開発
2014年 生産賞 多機能統合型転炉法による製鋼プロセスの開発
2012年 生産賞 石炭資源拡大を可能とする省エネルギー型コークス製造技術(SCOPE21)
(神戸製鋼所、JFEスチール、日新製鋼、三菱化学と共同)
2012年 生産賞 天然ガスの大幅増産を実現させる高合金油井管および製造技術の開発
旧新日本製鉄
受賞年 賞名 受賞件名
2011年 生産賞 コークス炉化学原料化法による一般プラスチックの再資源化技術
2009年 生産賞 回転炉床式還元炉による製鉄ダスト類リサイクルプロセスの開発
2008年 生産賞 コークス炉リフレッシュの実現を可能にした極限環境下での診断・補修技術(DOC)の開発
2007年 生産賞 大型コンテナ船用高強度鋼板の開発と新規船体構造設計(三菱重工業(株)と共同受賞)
2001年 生産賞 世界初のエンドレス熱間圧延プロセスの開発と新製品の商品化
(川崎製鉄、三菱重工業、石川島播磨重工業と共同)
2000年 生産賞 衝突エネルギー吸収能とプレス成形性に優れたTRIP型自動車用鋼板の開発
1999年 生産特賞 難処理性鉄鉱石資源の環境調和型焼結技術
1998年 生産賞 連続鋳掛け方法による熱延ハイスロールの開発(日立金属と共同)
1996年 生産賞 ロールペア・クロス方式による高精度・高効率鋼板圧延法の開発(住友金属・三菱重工業と共同)
1996年 生産特賞 低コスト・低環境負荷製鉄用コークス製造技術の開発
1992年 生産賞 非調質型高級油井用電縫鋼管製造技術の開発
1991年 生産特賞 H形鋼の高効率自在成形技術の開発(川崎製鉄と共同)
1990年 生産賞 粒度偏析制御式鉄鉱石焼結法の開発
旧住友金属工業
受賞年 賞名 受賞件名
2010年 生産賞 高炉長寿命化技術の開発
2008年 生産特賞 超々臨界圧石炭火力発電を実現させたステンレスボイラーチューブの開発
2006年 生産特賞 高品質・高効率・低環境負荷を同時実現する次世代製鋼プロセスの開発
2003年 生産賞 新世代中径シームレス鋼管製造技術の開発
1999年 生産賞 型鍛造クランク軸の高性能化と高生産トータルシステムの開発
1998年 技術賞 超高純度ガス供給用ステンレス鋼管の開発
(住金ステンレス鋼管(株)、東北大学との共同受賞)
1996年 生産賞 ロールペア・クロス方式による高精度・高効率鋼板圧延法の開発
(新日本製鉄、三菱重工業(株)との共同受賞)
1995年 生産賞 原子力プラント用高信頼性伝熱管の開発
1994年 生産賞 高速・高性能鉄道用台車の開発
1992年 生産賞 高強度・高耐食Ni 基合金油井管の開発

市村産業賞

市村賞は、科学技術の進歩、産業の発展に貢献した技術開発者を表彰する伝統と権威ある賞であり、市村産業賞、市村学術賞、市村地球環境産業賞、市村地球環境学術賞の4分野が設けられています。

受賞年 賞名 受賞件名
2022年 貢献賞 鋼橋・港湾設備の長寿命化に資する塗装周期延長鋼
2021年 貢献賞 新幹線用新型ブレーキパッドの開発
2020年 貢献賞 自動車の進化を支える超高強度鋼板加工技術の開発
2019年 貢献賞 高効率・軽量型永久磁石式リターダの開発による大型車両の安全性向上
2018年 貢献賞 高延性厚鋼板の開発による船舶衝突安全性の向上
2014年 本賞 環境負荷低減型超ハイテン橋梁ケーブル用鋼線材
2013年 貢献賞 鉄道車両の振動制御装置アクティブサスペンション
旧新日本製鉄
受賞年 賞名 受賞件名
2012年 本賞 LSI用新型高機能鋼ボンディングワイヤ(商品名:EX1)の開発
2011年 貢献賞 地球環境にやさしい原油タンカー用高耐食性鋼板の「NSGP®-1」開発(日本郵船(株)と共同受賞)
2009年 貢献賞 耐食性を飛躍的に向上させた環境適合燃料タンク用鋼板「エココート®-S」の開発
2007年 功績賞 耐塩酸性を飛躍的に向上させた耐硫酸性「新S-TEN®1」の開発
2005年 貢献賞 アンボンドブレースの発明と高性能鋼による革新的耐震技術の開発
2004年 貢献賞 ナノ粒子を利用した溶接部高靱性高張力厚鋼板の開発
(商品名:HTUFF®
2001年 貢献賞 海浜耐候性鋼の開発
2000年 貢献賞 チタンクラッド熱延薄鋼板の開発
1998年 貢献賞 方向性電磁鋼板の耐熱型磁区制御技術
1997年 功績賞 橋梁用超高張力鋼線の開発
1993年 貢献賞 電気化学測定法による構造物の腐食診断技術の開発
1992年 貢献賞 インラインによる高深度、高強度熱処理レールの開発
旧住友金属工業
受賞年 賞名 受賞件名
2009年 貢献賞 疲労寿命延伸を可能とした新機能鋼材の開発および実用化
2007年 貢献賞 高効率モータ用無方向性電磁鋼板の開発
2005年 貢献賞 耐候性鋼の保護性さび生成促進処理技術の開発
2002年 貢献賞 画期的な溶接施工を実現した高性能60キロ厚鋼板の開発
1998年 功績賞 真空下粉体上吹による溶鋼精錬技術の開発
1994年 貢献賞 広幅アルミニウム/ステンレス鋼クラッドコイルの開発
1992年 功績賞 Nb, Cu 含有高性能フェライト系ステンレス鋼板の開発
(日本ステンレス(株)との共同受賞)

全国発明表彰

全国発明表彰は、発明の奨励・育成を図り、我が国科学技術の向上と産業の発展に寄与することを目的として行われている伝統と権威のある賞です。

受賞年 賞名 受賞件名
2024年 発明賞 クロム資源循環・環境調和ステンレス製鋼プロセスの発明
2023年 発明賞 LEDドットパターン投影による圧延中鋼板の高精度形状測定技術の発明
2022年 発明賞 高延性厚鋼板を用いた衝突安全性に優れた船体構造の発明
2019年 発明賞 固体潤滑被膜を用いた油井管用ねじ継手の発明
2016年 経団連会長
発明賞
環境負荷軽減型超ハイテンPWS用鋼線材の発明
2015年 発明賞 鉄道車両用操舵台車の発明(東京地下鉄と共同)
2013年 特許庁長官賞 LSI用新型高機能銅ボンディングワイヤの発明(日鉄住金マイクロメタル、新日
住金マテリアルズと共同)
2013年 21世紀発明賞 省資源型高強度電磁鋼板の発明
旧新日本製鉄
受賞年 賞名 受賞件名
2012年 発明賞 高耐食性を有するZn-Al-Mg-Si合金めっき鋼板
(商品名:スーパーダイマ®)の発明
2010年 文部科学大臣発明賞 コークス炉壁煉瓦補修用熱間計測・予測技術の発明
2008年 発明賞 コンパクト型ハイドロフォーミング設備の開発
2005年 発明賞 高成形性自動車用防錆鋼板の発明
ナノオーダーの皮膜制御で自動車外板のプレス成形性を飛躍的に改善
2001年 発明賞 重荷重鉄道用 耐磨耗・耐内部疲労損傷性レールの発明
成分・金属組織最適化で寿命を大幅に改善した重荷重鉄道用レール
1998年 発明賞 脆性破壊伝播停止性能の優れた表層超細粒鋼板の発明
1997年 発明賞 プレス成形性と合金化溶融亜鉛めっき性に優れたNb・Ti複合添加極低炭素鋼板
1995年 弁理士会会長賞 スキューロールミルによるH形鋼のウェブ拡幅圧延技術
1993年 日本経済団体連合会会長発明賞 レーザー照射による極低鉄損方向性珪素鋼板
旧住友金属工業
受賞年 賞名 受賞件名
2012年 日本経済団体連合会会長発明賞 溶接鋼構造物の疲労寿命を延伸する鋼板の発明
2012年 発明協会会長賞 超々臨界圧ボイラー用高耐水蒸気酸化鋼管の発明
2009年 発明賞 経済型ボイラー用高強度低合金の発明
(三菱重工業(株)、九州工業大学との共同受賞)
2008年 恩賜発明賞 超高強度耐サワー低合金油井管の発明
2007年 発明賞 鋼の高速連続鋳造用モールドフラックスの発明
2005年 経済産業大臣発明賞 新世代中径シームレス鋼管製造技術
2003年 発明賞 耐候性鋼の保護性さび生成促進処理技術

市村地球環境産業賞

市村賞は、科学技術の進歩、産業の発展に貢献した技術開発者を表彰する伝統と権威ある賞であり、市村産業賞、市村学術賞、市村地球環境産業賞、市村地球環境学術賞の4分野が設けられています。

受賞年 賞名 受賞件名
2023年 功績賞 カーボンニュートラルに資する高効率木質バイオマス専焼発電技術
2021年 貢献賞 工場排ガス中CO2の低エネルギー分離回収システムの開発
2019年 貢献賞 鉄鋼スラグによる多様な生態系サービスをもたらす海の森再生技術
2018年 貢献賞 水素社会の実現を加速する高圧水素用高強度ステンレス鋼の開発