製品・技術

名古屋製鉄所 次世代熱延ラインの熱間試運転開始について

日本製鉄株式会社

日本製鉄株式会社(以下、日本製鉄)では、現在、名古屋製鉄所において次世代熱延ラインの新設を進めていますが、本年4月1日より同ラインの熱間試運転*1を開始しました。

2022年5月の着工以降、基礎工事、建屋建設、設備の据付工事、個々の設備の試運転等を実施してきました。その建設の様子を時系列でご紹介します。
*1:熱延コイルの試験生産

1.2022年夏頃:地盤を強固にするために杭打ちを実施しました。


2.2023年夏頃:建屋建設や設備据付のための基礎工事を本格的に開始しました。


3.2024年夏頃:建屋の骨組みが組まれ、全体像が見え始めました。


4.2024年秋頃:建屋がほぼ完成しました。


5.2025年夏:設備の据付が進んできました。


6.2025年冬:建屋の全景


7.2026年4月1日:初の熱間試運転(熱延コイルの試験生産)


(参考)2022年5月10日付プレスリリース:名古屋製鉄所 次世代熱延ラインの新設について
https://www.nipponsteel.com/news/20220510_100.html

日本製鉄は素材製造から走行時までの自動車ライフサイクル一貫での温室効果ガス排出量削減にも効果を発揮できる超ハイテン鋼板*2等の高級薄板の生産体制を抜本的に強化します。

鉄鋼材料の可能性を徹底的に追求した技術開発部門の長年の研究成果を集大成し、世界最大の耐荷重の圧延機を備え、圧延制御性と温度制御性を飛躍的に向上させた次世代の熱延ラインを自動車鋼板製造の中核拠点である名古屋製鉄所に新設します。

*2:ハイテンはHigh Tensile Strength Steel(高張力鋼)の略称。
引張り強さが1.0GPa以上ある鋼板を超ハイテン鋼板という。

■新設熱延ラインの概要
能    力 : 約600万トン/年
投 資 額 : 約2,700億円
今後のスケジュール : 2026年8月予定 商業生産開始
           (現行熱延ラインは2026年度中に休止予定)


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