シンガポール最大級の鋼管問屋 HUPSTEEL社での日本製鉄のグリーンスチール「NSCarbolex Neutral」採用について
日本製鉄株式会社
日本製鉄株式会社(以下、日本製鉄)ならびに日鉄物産株式会社は、このたびシンガポール鋼管問屋HUPSTEEL社※1と、日本製鉄が提供するグリーンスチール※2「NSCarbolex® Neutral(エヌエスカーボレックス ニュートラル)」の採用について合意しました。日本製鉄のラインパイプ向けシームレス鋼管では初の採用となります。
HUPSTEEL社は、シンガポールを拠点に75年以上にわたり同国最大級の鋼管問屋としてアジア太平洋地域での鋼管を中心とした事業を展開し、日本製鉄は同社に石油化学、建設、海洋、オフショア分野向けのシームレス鋼管を供給しています。
今回、HUPSTEEL社が日本製鉄のカーボンニュートラルビジョンに共感頂いたことにより、NSCarbolex Neutralの採用に至りました。
日本製鉄は、あらゆる産業においてCO2削減が喫緊の課題であるなか、グリーンスチール「NSCarbolex Neutral」の提供を通じて、HUPSTEEL社がアジア太平洋地域における持続可能な鉄鋼流通のフロントランナーとなることをサポートすべく、今後も協業して参ります。
- ※1HUPSTEEL社の概要は下記リンクをご参照ください。
- ※2マスバランス方式を適用したグリーンスチール
鉄鋼メーカーが実施した追加性のある削減プロジェクトによるCO2等のGHG(Greenhouse Gas、温室効果ガス)の排出削減量を組織内でプールし、その削減量を同社の任意の製品に配分して証書と共に供給する鉄鋼製品であり、一般社団法人日本鉄鋼連盟が制定する「マスバランス方式を適用したグリーンスチールに関するガイドライン」に準拠します。マスバランス方式を適用したグリーンスチールを購入したお客様は、GHG プロトコルにおける自社Scope 3 排出量からの控除として報告できると解釈しております。
(参考)日本鉄鋼連盟 「マスバランス方式を適用したグリーンスチールに関するガイドライン」
- NSCarbolex Neutralに関する詳細は下記リンクをご参照ください。
