2025/07/31
日本製鉄株式会社
日本製鉄株式会社(以下、日本製鉄)が提供するGXスチール*1「NSCarbolex® Neutral(エヌエスカーボレックス ニュートラル)」*2が、このたびHH Stainless Pte Ltd(以下、HH Stainless)*3に採用されることが決定しました。これは二相系ステンレス鋼管では初めての採用となります。
HH Stainlessは30年以上の歴史を誇る最も大きいステンレス問屋の1社で、石油化学・建設・造船・オフショア分野に特化したビジネスを行っています。
HH Stainlessは日本製鉄のカーボンニュートラルビジョン2050を評価し、NSCarbolex Neutralの採用に至りました。
CO2排出量の削減はあらゆる産業で喫緊の課題であることから、日本製鉄はHH Stainlessと協業し、「NSCarbolex Neutral」の提供を通じて、アジア太平洋地域における持続可能な鉄鋼流通のフロントランナーを目指します。
*1:GXスチール
経済産業省主催「GX推進のためのグリーン鉄研究会」とりまとめ(2025年1月23日)で定義された、「グリーントランスフォーメーション推進のためのグリーン鉄」を指しています。
*2:NSCarbolex Neutral
日本製鉄が実施した追加性のある削減プロジェクトによるGHG(Green House Gas温室効果ガス)排出削減量又はCO2排出削減量を組織内でプールし、その削減量を任意の製品に配分して証明書と共に供給する鉄鋼製品であり、一般社団法人日本鉄鋼連盟が制定するガイドラインに準拠しています。
NSCarbolex Neutralを購入したお客様は、証明書に記載のGHG排出削減量を、お客様が算定する組織レベルの排出量(GHGプロトコル Scope 3 category 1)からの控除及びお客様が算定する製品レベルでの上流排出量からの控除として報告することができると解釈しています。
■NSCarbolex Neutralについての詳細は、当社ウェブサイトをご覧ください。
https://www.nipponsteel.com/product/nscarbolex/neutral/
*3:HH Stainless https://www.honghock.com.sg/