タイNS-SUS社がTPM活動賞「アドバンスト特別賞」を受賞

2018/04/18

新日鐵住金株式会社

タイNS-SUS社がTPM活動賞「アドバンスト特別賞」を受賞


 新日鐵住金株式会社の連結子会社であるタイの冷延・めっき鋼板メーカー、タイNS-Siam United Steel Co., Ltd. (以下NS-SUS社・社長:佐藤 宏明)は、2017年度の日本プラントメンテナンス協会(JIPM)が提唱するTPM活動※1(Total Productive Maintenance / Management)の「アドバンスト特別賞」を受賞しました。今回受賞したアドバンスト特別賞は、5段階ある賞の上から2番目の賞で初受賞となります。過去には2008年度優秀賞カテゴリーA(上から5番目)、2010年度優秀継続賞(上から4番目)、2012年度特別賞(上から3番目)を受賞しています。

 3月21日に京都国際会館で開催された授賞式にはNS-SUS社代表者が出席し、バントゥーン・ジュイチャラーン副社長が、海外受賞93事業所を代表して、同社のTPM活動の概要を紹介する基調講演を行ないました。
 NS-SUS社におけるTPM活動は、同社の前身であるSiam United Steel (1995) Co., Ltd. にて2005年に開始し、自主保全の推進・計画保全のレベルアップ・マネジメントレベルの向上などに、全社・全員参加で取り組んでまいりました。更に2012年からは、TPM活動にトヨタ生産管理方式(TPS)を融合した活動により、徹底的なロス改善と生産効率改善を図り、取り組み開始前の2005年比で、設備故障率を5分の1に低減させるとともに、6%の歩留り改善を実現しました。
 今後は、最高賞であるワールドクラス賞を目指して、更に活動のレベルアップを図り、世界トップクラスの企業体質を構築すべく、従業員・管理職一体となって日々の改善に取り組んでまいります。


(TPMアドバンスト特別賞 授賞式:2018年3月21日、於:国立京都国際会館)


※1TPM(Total Productive Maintenance/ Management)活動は、(社)日本プラントメンテナンス協会(JIPM)が開発したプログラムで、あらゆる部門にわたって「トップから現場第一線の従業員まで」、全員参 加により全社的な管理を展開し、「災害ゼロ、不良ゼロ、故障ゼロ」を目標に生産システムの効率化を極限ま で追求する企業体質づくりを目標とするものです。

<NS-SUSの概要>
 (1)社名 NS-Siam United Steel Co. Ltd. (略称NS-SUS)
 (2)本社所在地 本社工場:ラヨン県マプタプット
 支店:バンコク市バンナ
 (3)事業内容    
 冷延鋼板、溶融亜鉛めっき鋼板の製造、販売
 (4)資本金 130億バーツ(約440億円)  (レートは仮\110/$、32.5THB/$)
 (5)株主構成 新日鐵住金株式会社 80.2%、三井物産株式会社 6.2%、
 株式会社メタルワン 5.0%、住友商事株式会社 3.5%
 日鉄住金物産株式会社 0.3%、Thai Tinplate Mfg. Co. Ltd. 4.8%
 (6)生産能力   
 冷延 100万㌧/年、溶融亜鉛めっき 36万㌧/年
 (7)従業員数   
 約1,100名

(お問い合わせ先) 広報センター TEL:03-6867-3419, 2146, 2977, 2135

以 上




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