米国鍛造クランクシャフト事業会社ICIが操業25周年式典を開催
2017/08/25
新日鐵住金株式会社
米国鍛造クランクシャフト事業会社ICIが操業25周年式典を開催
新日鐵住金株式会社(以下、新日鉄住金)の米国における鍛造クランクシャフト製造・販売事業会社インターナショナル・クランクシャフト社(以下、ICI)は、2017年8月21日に操業25周年を記念する式典を開催しました。当日は、ジョージタウン市のトム・プレイサー市長、スコット郡のジョージ・ラズビー判事をはじめとする、およそ100名の関係者の皆様にご列席いただき、新日鉄住金交通産機品事業部長 竹越徹とともに操業開始25周年を祝いました。
式典で新日鉄住金交通産機品事業部長の竹越は、ICIをこれまで支えてくださった地域の皆様やお取引先の皆様に対し、25年間の感謝の気持ちを述べるとともに、世界4地域に広がる新日鉄住金グループのクランクシャフト製造拠点の連携をさらに深め、高性能・高品質のクランクシャフトを継続的に供給することで、今後もステークホルダーの皆様とともに発展していくことを宣言しました。
ICIは、1992年に第1ラインの操業を開始した後、旺盛な米国マーケット需要に対応するべく着実に生産能力を拡大し、2015年には最新鋭の第4ラインの操業を開始しました。その結果、現在の生産能力は全体で年間約400万本となり、日本における当社鍛造クランクシャフトの生産能力とほぼ同じ規模となりました。
米国における鍛造クランクシャフト需要は、北米自動車市場の成長に加え、完成車・エンジンの輸入から現地生産化、およびクランクシャフトの鋳造から鍛造への切り替えにより、今後も成長が期待されます。ICIは、今後も米国マーケットでのクランクシャフト需要を捕捉してまいります。
写真左から、スコット郡ジョージ・ラズビー判事、ジョージタウン市
トム・プレイサー市長、新日鉄住金竹越事業部長、ICI大月克文社長
式典出席者
【ICI社の概要(2017年7月末現在)】
所在地 : | アメリカ合衆国 ケンタッキー州 ジョージタウン市 |
設立時期: | 1990年2月(営業運転開始:1992年4月) |
社長 : | 大月 克文 |
資本金 : | 22千USドル |
出資比率: | 新日鐵住金80%、住友商事株式会社20% |
生産設備: | 第1ライン:6,000Tプレスライン (1992年) 第2ライン:7,000Tプレスライン (1996年) 第3ライン:6,000T高速プレスライン (2009年) 第4ライン:5,000T高速プレスライン (2015年) |
生産能力: | 約400万本/年 |
従業員数: | 約340名 |
お問い合わせ先:総務部広報センター 03-6867-2977