新日鐵住金グループにおける電縫管事業の国内生産体制の最適化について
2014/05/15
新日鐵住金株式会社
新日鐵住金グループにおける電縫管事業の国内生産体制の最適化について
新日鐵住金株式会社(代表取締役社長 進藤孝生 以下、「新日鐵住金」)と日鉄住金鋼管株式会社(代表取締役社長 中西廉平 以下、日鉄住金鋼管)は、2013年8月29日付「新日鐵住金グループにおける電縫管事業の再編について」にてお知らせ致しましたとおり、両社が営む機械構造用及び一般構造用等電気抵抗溶接管事業(以下、「電縫管事業」)の事業再編を推進・検討して参りましたが、このたび、その一つである国内生産体制の最適化につき合意致しましたので、お知らせ致します。
1. これまでの事業再編の経緯と今回の国内生産体制の最適化の目的
新日鐵住金グループの電縫管事業は、親会社/子会社間の販売品種の重複、国内における生産能力の余剰、海外事業会社の一部における資本と運営の捻じれ等の課題を有しておりました。今回合意した国内生産体制の最適化によって、昨年以来の一連の再編が完了し、グループの経営資源の最適かつ効率的な活用、事業戦略の一層の共有化による、グループ電縫管事業の一段の競争力強化・発展を目指してまいります。
①【実施済み】日鉄鋼管と住友鋼管の合併に伴う日鉄住金鋼管の発足(2013年10月1日)
②【実施済み】新日鐵住金と日鉄住金鋼管での販売品種の再編・最適化
(2014年4月1日よりお客様のご意向を伺いながら逐次実行中)
③【実施済み】新日鐵住金が保有する海外電縫管事業会社株式又は持分の日鉄住金鋼管への
譲渡(2014年1月1日)
④【今回合意】国内生産体制の最適化
2. 国内生産体制の最適化の概要
(1)目的
国内事業所の集約、及び需要地近隣拠点への生産移管や製造拠点ごとの特徴を活かした生産品
種の再編等、事業体制の効率化・お客様対応力の向上
(2)概要
①日鉄住金鋼管の川崎製造所と堺製造所を全面休止し、鹿島・名古屋・尼崎・和歌山・九州
の5製造所体制へ移行
②日鉄住金鋼管の和歌山製造所24インチミルを休止し、新日鐵住金を含めたグループ最適
生産体制へ移行
(3)スケジュール
① 和歌山製造所24インチミルの休止 :2014年12月末
② 堺製造所の休止 :2015年8月末
③ 川崎製造所の休止 :2015年11月末
(お問い合わせ先) 新日鐵住金株式会社 総務部広報センター TEL:03-6867-2977
日鉄住金鋼管株式会社 総務部 総務室 TEL:03-6758-0275
以上