溶接軽量H形鋼(スマートビームⓇ)が建築ルーバー材に初採用

2014/02/21

新日鐵住金株式会社

溶接軽量H形鋼(スマートビームⓇ)が建築ルーバー材に初採用

 当社が製造販売している溶接軽量H形鋼(スマートビームⓇ)が、溶融亜鉛めっき施工試験等を経て建物の外装材であるルーバー材として初採用されました。

 溶接軽量H形鋼は、これまで鉄骨系プレハブ住宅の梁材を中心に、温室、太陽光パネル架台などの構造用部材として主に使用されてきました。従来アルミ材が多く用いられてきたルーバー材へは初めての採用となります。

 スマートビーム®を用いた鋼製ルーバー工法には以下の特徴・メリットがあります。

・アルミ材に比べ断面積あたりの強度、剛性が高く、階の途中で支持することなくロングスパンのルーバーが実 現できます。(今回ルーバー長さ4.3m)
・アルミ材に比べ断面積あたりの強度、剛性が高く、設備部材などをルーバーで支持できます。
・軽量溝形鋼断面ではコーナーRがあるのに対して、フランジのエッジがシャープです。
・高さ320mmに対して幅80mmの細長い断面でルーバー用途に適合します。
 


  ルーバー材は、建物の省エネのための日射遮蔽として、また、研究所や工場などの建物で外部に設置される設備の目隠し材として今後も需要が望まれます。

 当社は、ルーバー材へのスマートビームⓇの適用を設計事務所、建設会社へ積極的に提案していきます。

■物件概要
・名 称:京都市成長産業創造センター(ACT Kyoto)
・場 所:京都市伏見区治部町
・階 数:5階建て
・延べ床面積:約6,000m2
・施 主:公益財団法人京都高度技術研究所
・設 計:株式会社日建設計
・施 工:株式会社錢高組
・溶接軽量H形鋼(SMart BEAMⓇ) 
  断面寸法:LH-320×80×4.5×7.0(高さ320mm、幅80mm、ウェブ厚4.5mm、フランジ厚7.0mm)
  規格:NSSWH490W 、使用量:100t
・ルーバー長さ:4.3m
・ルーバー仕上げ:溶融亜鉛めっきの上塗装

■外観写真


■内観写真


(プレスリリースに関するお問い合わせ先)
  総務部広報センター      TEL:03-6867-2135
(スマートビームに関するお問い合わせ先)
  建材営業部住宅建築建材室TEL:03-6867-4673
  大阪支社住宅建築建材室  TEL:06-6220-5612

以 上




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