中国ブリキ合弁会社の商業生産開始について
2014/01/08
新日鐵住金株式会社
中国ブリキ合弁会社の商業生産開始について
新日鐵住金株式会社(代表取締役会長兼CEO:宗岡 正二)と武漢鋼鉄(集団)公司(董事長:鄧崎琳 本社:中国湖北省武漢市)は、2011月10月、ブリキの製造・販売合弁会社「武鋼新日鉄(武漢)ブリキ有限公司(以下、WINSteel)」を設立し、工場の建設・立上げを進めてまいりましたが、昨年12月31日よりWINSteelがブリキの商業生産を開始致しました。
WINSteelは当社の日本国内の最新鋭設備と同等の設備を備え、高品質のブリキの製造が可能です。
中国においては生活水準の向上に伴い、食品缶、飲料缶等に使用するブリキの需要が増加しており、WINSteelが主にターゲットとする中西部でも今後の拡大が見込まれています。当社は武鋼が持つ中国での事業基盤と当社が持つ世界最高水準の技術とをWINSteelで融合させ、この伸びゆくブリキ需要を現地で捕捉し、ブリキの提供を通じて中国の経済発展に貢献してまいります。
[WINSteel社の概要]
| ・会社名 | :武鋼新日鉄(武漢)ブリキ有限公司 |
| (中文名:武鋼新日鉄(武漢)鍍錫板有限公司) | |
| ・設立 | :2011年10月 |
| ・所在地 | :中国 湖北省武漢市 |
| ・事業内容 | :ブリキ及びブリキ原板の製造・販売 |
| ・資本金 | :18.5億人民元 |
| ・出資比率 | :当社50%、武漢鋼鉄(集団)50% |
| ・生産設備/生産能力(稼働時期) | |
| :酸洗・冷間圧延設備(CDCM)1基/80万㌧/年 (13年10月) | |
| 1号連続焼鈍処理設備(C.A.P.L.)1基/40万㌧/年 (13年12月) | |
| 1号電気錫めっき設備(ETL)1基/20万㌧/年 (13年12月) | |
| 2号連続焼鈍処理設備(C.A.P.L.)1基/40万㌧/年 (建設中) | |
| 2号電気錫めっき設備(ETL)1基/20万㌧/年 (建設中) | |
| ・投資額 | :18.5億人民元 |
| ・社長 | :原田 通夫 |
| ・営業運転開始 | :2013年12月 |
| ・従業員数 | :約560名 |




