ウジミナス社操業50周年記念式典の開催について

2012/10/29


新日鐵住金株式会社

ウジミナス社操業50周年記念式典の開催について



新日鐵住金株式会社(会長兼CEO:宗岡正二 以下、「当社」)の南米における持分法適用関連会社であるウジミナス社(社長:フリアン・エグレン)が10月26日にイパチンガ製鉄所で、操業50周年記念式典を開催いたしました。

記念式典には、アナスタジーア・ミナスジェラス州知事、三輪・在ブラジル日本国大使などの来賓のほか、ウジミナス社ペニード経営審議会議長、エグレン社長、テルニウムグループのロッカ会長、当社会長兼CEOの宗岡ほか、多数の関係者が列席しました。

 【ウジミナス社10月26日プレスリリース要旨】

当社は本日イパチンガ製鉄所で操業50周年の記念式典を行いました。

操業開始当時、年間50万トンの生産規模であった当社は、今日では鉱山、エンジニアリング、流通などの子会社を傘下に持つ、生産能力950万トンを誇る鋼板では中南米最大の鉄鋼メーカーへと進化を遂げました。今後とも株主、地域社会などのステークホルダーのみなさまと共に変革の精神をもって、ウジミナスの次の50年を創造していきます。

当社はこれまで設備の老朽更新およびウニガル第2CGLや厚板CLCなどの高級鋼製造設備への大規模投資を通じてお客様へのサービスと技術先進性の向上に重点的に取り組んで参りました。またこれほどの大規模投資を行い、ブラジル経済成長に重要な役割を果たす鉄鋼メーカーは他にありません。

当社を取り巻く経営環境は引き続き厳しい状況にありますが、お客様へのサービス向上と生産設備の構造的強化を行うことで競争力の強化を図り、更なる発展を目指します。


ウジミナス社は、日本の資金と当社をはじめとする技術協力により1958年に設立され、1962年の第一高炉火入れ以来、本年10月26日で操業50周年を迎えました。長い歴史と伝統はもとより、生産規模・技術レベル等においても、南米屈指の鉄鋼会社です。
近年では、当社とウジミナス社との溶融亜鉛めっき鋼板製造合弁会社であるウニガル社の第2 CGL新設による自動車用鋼板生産能力の拡充やクバトン製鉄所の第2熱延ライン建設などの大規模な高級鋼製造設備への投資に加え、エネルギー・造船分野の需要増大に対応すべく当社から高級厚板製造技術を導入することで成長が見込まれる南米市場の高級鋼需要捕捉を行うほか、鉄鉱山権益の取得とその拡張投資などを行っており、さらなる発展が見込まれます。
一方、ウジミナス社を取り巻く経営環境は、世界的な鉄鋼企業間での競争激化など、厳しい状況が続いておりますが、当社は、本年よりウジミナス社に経営参画したテルニウムグループ、ウジミナス社の従業員とともに技術先進性の発揮とコスト競争力の強化により、当社グローバル戦略の重要な拠点であるウジミナス社の企業価値の更なる向上を図る所存です。


 お問い合わせ先:総務部広報センター TEL 03-6867-2146,2147,2976

以 上

【参考:ウジミナス社概要】
1. 英文名称:Usinas Siderúrgicas de Minas Gerais S.A. - Usiminas 略称「USIMINAS」
2. 事業内容:南米地域を中心とした鉄鋼製品の製造販売
3. 所在地 :本社 ブラジル ミナスジェライス州 ベロホリゾンテ市
製鉄所 ミナスジェライス州 イパチンガ市
サンパウロ州 クバトン市
4. 社長 :フリアン・エグレン
5. 資本金 :12,150百万レアル
6. 売上 : 11,902百万レアル(2011年実績・連結)
7. 税後利益: 404百万レアル(2011年実績・連結)
8. 生産規模:粗鋼生産670万トン(2011年実績)
9. 生産開始:1962年10月26日(設立1958年1月)

 

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