4.熱による鋼管の膨張と荷重
計算式
(1) 熱膨張係数と熱膨張量
- ΔL = α(t2-t1) x L
ΔL:熱膨張量(mm)
L:膨張前の長さ(mm)
α:線膨張係数
t1 :変化前の温度(℃)
t2 :変化後の温度(℃)
線膨張係数αは、
SGP:炭素鋼 11.6 x 10-6
SUS:ステンレス 16.4 x 10-6
(2) 熱応力と反力
- σ = α(t2-t1) x E
σ:熱応力 (kgf/mm2)
E:縦弾性係数(kg/mm2)
縦弾性係数Eは、
| 20℃ | 100℃ | 350℃ | |
|---|---|---|---|
| SGP:炭素鋼 | 1.96x104 | 1.95x104 | 1.74x104 |
| SUS:ステンレス | 1.93x104 | 1.91x104 | 1.75x104 |
- P = A x σ
P:反力(荷重)(kgf)
A:パイプ断面積(mm2)
おことわり
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