君津製鐵所危険体感教育施設(安全センター)が開所
2011/04/04

危険体感教育施設の外観

2階に設置されている安全資料館
当所では、未習熟者および若年者の被災率の高さへの対策として、平成21年6月から日鐵物流君津(株)の倉庫の一部に高所関連の体感施設を作り、重篤な災害につながる可能性の高い転落や墜落といった災害の防止に努めてきました。
昨年4月からは冷延工場が独自に作成していた危険体感設備を活用して、各種体感教育の実施拡大を図ってきました。
一方で、昨年より従来の安全センター(西門わき)に所としての危険体感教育施設の建設工事に着手し、それがこのほど完成し、4月1日に関係者が出席して開所式が行われました。今後は、この新たな施設において構内で働くすべての人が危険体感をすることで、災害防止に大きな効果が発揮されるものと期待されています。
危険体感教育施設の広さは390平方メートルで、高所関連、機械関連、電気関連の合計23の危険体感設備のほか、安全資料館も備えており、ここでの教育は4月中旬よりスタートします。