第二高炉再火入れ

急激かつ大幅な鉄鋼需要の減少に対応するため、本年2月28日以来、当所第二高炉をバンキング（一時休止）してまいりました。
このたび、当所第三高炉におけるコークス流出トラブル（8月28日発生）の完全復旧に時間を要する見込みとなったことから、お客様への影響を最小限にとどめるために、バンキング中の第二高炉の再火入れを10月4日に行いました。

10月４日は8時45分より、藤井君津製鐵所長をはじめ所関係者列席の下、第二高炉鋳床において安全祈願祭を執り行いました。その後、炉内温度を事前に上昇させるためのダフィーパイプ送風を同日18:00まで実施し、20:00より本送風を開始して、翌5日、17:55に無事初出銑をしました。
当所にとってバンキングからの再火入れは初めての経験ですが、関係者一丸となって早期の安定操業を目指してまいります。